元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、自身の古巣であるユヴェントスについて語った。13日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。
昨シーズン、セリエAの10連覇を逃し4位で終わったユヴェントスは、2シーズンぶりにマッシミリアーノ・アッレグリ監督を招へい。しかし、ここまでは3試合を終えて1分2敗で勝ち点1と、苦しいシーズンを送っている。同クラブは11日に行われた第3節ナポリ戦でも2−1で黒星を喫したが、今回の取材に応じたデル・ピエロ氏は、そんな古巣の現状について「ユヴェントスのスタートには驚いている。しかし、ナポリ戦の敗北にはあまり驚かなかったよ」とコメント。また、以下のように続けた。
「アッレグリの復帰により、ユヴェントスは様々な習慣を呼び起こすための時間を必要としている。彼らは成熟しており、失点した時にも落ち着いて得点しようとしていた。とはいえ、選手たちはこの現状を確かに認識しているだろう」
「過去のことや今夏の移籍市場で誰がチームを去ったかということには、一切触れないことが重要だ。今、誰がチームにいるかということを考えるべき。そして、問題は順位ではなくパフォーマンス自体にある。よりオリジナリティを持った選手たちは今、ステップアップしなければならないんだ」
ユヴェントスの次戦は14日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節マルメ戦をアウェイで迎える。