チェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタがチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節ゼニト戦を前に意気込みを語っている。
チェルシーは14日にゼニト戦を控えている。昨シーズンはCLを制し、今夏の移籍市場ではインテルからFWロメル・ルカク、MFサウール・ニゲス、GKマーカス・ベッティネッリと実力者を補強。今シーズンのCLでも躍進が期待されている。
会見に臨んだアスピリクエタは、「もちろん、ポルトでのあの夜は特別なものだったし、誰もが楽しんだ」と昨シーズンを振り返りつつ、「ヨーロッパのすべてのチームと同じようにゼロからのスタートだ。自分たちが望むところにたどり着くためには、ハードに戦わなければならない。難しい試合になるだろうね」とすでに切り替えて前を向いていることを明かした。
続けて、「ミスはあまりできないから、明日からは集中しなければならない。過去に成し遂げたことはとても特別なことだったけど、それが今シーズンのアドバンテージになることはない。私たちには経験があり、意欲があり、さらに上を目指すためのハングリー精神がある。それを明日、示さなければならない」と意気込みを語った。
一方で、CL連覇は想像を絶する難しさ。チェルシーは前回優勝した翌シーズン、グループステージ敗退を喫している。そのシーズンから加入し当時を知る現主将は経験を活かし、チームに貢献したいと語った。
「今シーズンはチャンピオンだからといって勝ち点が増えるわけではない。チームの中で当時を知るのは僕だけだから、二度と同じことが起こらないように、この経験を生かして手伝いたい」
「ゼロからのスタートで、新たな挑戦だ。グループステージからすでにタフな相手とぶつかるが、すべてをかけて戦うことが目的だから、それに向けて準備しなければならない。この経験が今後に役立つことを願っているよ」