14日、ヴェローナのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督とカリアリのレオナルド・センプリーチ監督が解任された。
ヴェローナは開幕3試合でサッスオーロ、インテル、ボローニャと対戦して3連敗。カリアリは開幕節でスペツィアと引き分け、第2節ミラン戦、第3節ジェノア戦で連敗を喫していた。
現在52歳のディ・フランチェスコ氏は現役引退後、レッチェやサッスオーロ、ローマ、サンプドリア、カリアリなどを指揮。今夏、2023年6月30日までの契約でヴェローナの監督に就任していた。
一方、現在54歳のセンプリーチ氏はフィオレンティーナU−19やSPALなどでの指揮を経て、2021年2月に途中解任されたディ・フランチェスコ氏の後任としてカリアリの監督に就任。1年目は終盤戦の巻き返しでセリエA残留に導いたが、公式戦19試合の指揮で退任が決定した。
なお、イタリアメディア『スカイスポーツ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、ヴェローナの後任監督には、昨季までユヴェントスのアシスタントコーチを務めていたイゴール・トゥドール氏の就任が決定的。また、カリアリの新監督候補には、ナポリやインテルなどでの指揮経験を持つワルテル・マッツァーリ氏らが挙げられている。