「iPhone 13」シリーズは何が進化した? iPhone 12シリーズとスペックを比較する

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2021年09月15日 08:32  ITmedia Mobile

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写真iPhone 12シリーズのデザインを継承している(写真はiPhone 13)
iPhone 12シリーズのデザインを継承している(写真はiPhone 13)

 Appleが「iPhone 13」シリーズを発表した。ラインアップは「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4種類。2020年に発売した「iPhone 12」シリーズの4機種が正統進化したモデルとなる。



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 「mini」の登場や、5GやMagSafeへの対応など、新たなトピックが多かったiPhone 12シリーズと比べ、iPhone 13シリーズはマイナーバージョンアップという印象が強い。では、iPhone 13シリーズはiPhone 12シリーズから何が変わったのか。機能やスペックをあらためて比較したい。



●iPhone 13シリーズと12シリーズ共通の違い



 まずはiPhone 13と12のシリーズで共通する違いを確認する。



サイズやデザインはほぼ同じ



 側面の角張ったデザインはiPhone 12シリーズを継承しており、パッと見は12と13では区別が付きにくい。サイズについては幅と高さは変わっておらず、奥行きが4モデルともそれぞれ先代から0.25mm厚くなっている。



 最も大きな違いはカラーで、iPhone 13/13 miniはピンクを新たに採用した。iPhone 13 Pro/13 Pro MaxではiPhone 12 Pro/12 Pro Maxのパシフィックブルーよりも淡いシエラブルーを新たに採用した。



ノッチのサイズが20%縮小



 iPhone X以降のFace IDに対応するモデルは、前面のTrueDepthカメラがドットプロジェクター、赤外線カメラ、投光イルミネータといった多数のパーツを搭載する関係上、大きなノッチ(切り欠き)が設けられていた。しかしiPhone 13シリーズではTrueDepthカメラシステムを再設計することで、ノッチが20%小さくなった。ノッチ自体は残っているが、表示領域が増えるのはうれしいところだ。



Touch ID復活ならず



 iPhone 13シリーズの生体認証は、12シリーズと同じくFace IDのみ。指紋認証を使うTouch IDは、側面のボタンに搭載するか、ディスプレイに内蔵させる選択肢があるが、今回もお預けとなった。



外部接続端子はLightningのまま



 外部接続端子はiPadの一部機種のようにUSB Type-Cを採用することはなく、Lightningを継続している。



プロセッサがA15 Bionicに進化



 プロセッサはA14 BionicからA15 Bionicにバージョンアップし、2つの新しい高性能コアと4つの新しい高効率コアを持つCPUを搭載する。Neural Engineも高速になり、1秒間の最大演算処理は、A14 Bionicの毎秒11兆回から15.8兆回に向上。ISP(画像信号プロセッサ)はノイズ低減とトーンマッピングが強化された。



フォトグラフスタイルやシネマティックモードを搭載



 iPhone 13シリーズの4モデルとも、カメラの新機能として、「フォトグラフスタイル」と「シネマティックモード」を搭載している。スマートHDRは12シリーズの「3」から「4」にバージョンアップした。



 フォトグラフスタイルでは、マルチフレーム画像処理を生かし、好みの画質に調整しながら撮影ができる。単なるフィルター機能とは違い、肌のトーンを維持しながら背景だけを調整するといったこともできる。



 シネマティックモードでは、動画撮影時に被写体がフレームに入りそうなタイミングを予測し、自動でフォーカスを合わせる他、撮影後にフォーカスを変えたり、ボケ効果のレベルを調整したりできる。



 上記のアップデートはインカメラにも適用されている。



国内では4キャリアが取り扱い



 iPhone 12シリーズは、発売当初はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアが取り扱っており、楽天モバイルは2021年4月から遅れての取り扱い開始となったが、iPhone 13シリーズは楽天モバイルも当初から取り扱う。



5Gはミリ波非対応



 iPhone 13シリーズの国内モデルは、今回も5Gのミリ波には対応せず、5GはSub-6のみをサポートする。ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルのn77、n78、n79はサポートするが、5Gの通信体験はiPhone 12シリーズと同等になりそうだ。



デュアルeSIMに対応



 nanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しているのは従来通りだが、iPhone 13シリーズでは、2つのeSIMを利用できる「デュアルeSIM」にも対応する。国内でも4キャリアを中心にeSIMのサービスが増えつつあるが、iPhone 13ならメイン回線もサブ回線もeSIMで運用できる。



【更新:2021年9月15日15時45分 5GとデュアルeSIMについて追記いたしました。】



●iPhone 13/13 miniとiPhone 12/12 miniの違い



 iPhone 13/13 miniのディスプレイ輝度(標準)が、12/12 miniの625ニトから800ニトに向上しており、より明るく表示できるようになった。



 それでいて、バッテリーの駆動時間はiPhone 13/13 miniの方が伸びている。Appleによると、iPhone 13はiPhone 12と比較して1日に最大2時間半長く、iPhone 13 miniはiPhone 12 miniと比較して1日に最大1時間半長く使えるという。



 iPhone 13/13 miniのカメラは、先代と同じく広角と超広角の2眼で構成されている。画素数やF値などのスペックこそ据え置きだが、2つのレンズが対角線上に並ぶよう斜めに配置し、より大きなセンサーを採用したことで、47%多くの光を取り込めるようになったという。また、12シリーズではProにしかなかったセンサーシフトの光学式手ブレ補正を、iPhone 13/13 miniも搭載している。



 ストレージ容量はiPhone 12シリーズの64GB、128GB、256GBから、iPhone 13シリーズでは128GB、256GB、512GBに増量された。ただしその分、価格も上がっており、512GBは12万円台〜13万円台に。同じ256GBモデルでも、iPhone 13/13 miniの方が6000円〜1万1000円高いが、iPhone 12発売時の価格よりは、128GBと256GBのモデルは安くなっている。



【更新:2021年9月16日17時00分 iPhone 12/12 mini発売時の価格について追記いたしました。】



●iPhone 13 Pro/13 Pro MaxとiPhone 12 Pro/12 Pro Maxの違い



 iPhone 13 Pro/13 Pro Maxは、ディスプレイの輝度(標準)が1000ニトで、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxの800ニトから向上している。また、iPhoneとして初めて「ProMotion」ディスプレイを導入しており、コンテンツに応じて駆動速度を10Hz〜120Hzに自動調整してくれる。



 バッテリーの駆動時間も伸びており、iPhone 13 ProはiPhone 12 Proと比較して1日に最大1時間半長く、iPhone 13 Pro MaxはiPhone 12 Pro Maxと比較して1日に最大2時間半長く使えるという。



 アウトカメラの構成は広角、超広角、望遠で変更ないが、広角カメラのF値が1.6から1.5に、超広角カメラのF値が2.4から1.8に向上。広角カメラは2.2倍多くの光を、超広角カメラは92%多くの光を取り込めるようになったという。さらに、望遠カメラの光学ズームは2倍から3倍に伸び、望遠カメラでもナイトモードを利用できるようになった。超広角カメラを使って2cmまで寄ってマクロ撮影が利用可能になったこともトピックだ。iPhone 13 Pro/13 Pro Maxは、カメラを利用するシーンがより広がりそうだ。



 ストレージ容量はiPhone 12 Pro/12 Pro Maxと同じ128GB、256GB、512GBに加え、iPhoneでは初めて1TBが追加された。


このニュースに関するつぶやき

  • 初めてのスマホに、これを考え中なんだけど…。あと1年待ってみようかな。でも14でたらそっちが欲しくなるかもな。重さと、バッテリーと、値段が不満やわ。
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  • 値段が進化しました。
    • イイネ!20
    • コメント 5件

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