「クロックス(Crocs)」が各製品ラインに、バイオベースの新しいクロスライト素材を導入することを発表した。クロックス社は今年の7月、2030年までにバリューチェーン全体でネットゼロ(温暖化ガス排出実質ゼロ)を達成するというコミットメントを発表。新素材の採用はその取り組みの一環だという。
現在のクロックスの代表モデル「クラシック クロッグ」1足当たりが含むカーボンフットプリントは3.94kg。ネットゼロの目標を掲げる中で、サステナブルな製品を独立した生産ラインで新設するのではなく、既存製品に新しいバイオベースのクロスライト素材を用いることで、2030年までにカーボンフットプリントの50%削減を目指す。
新素材の開発では、世界的な素材科学会社 ダウ(Dow®)とのパートナーシップに基づき、市場初登場の「ECOLIBRIUM」テクノロジーを採用し、既存製品に用いられているクロックス独自のクロスライト素材をバイオベースに切り替えた。バイオベースのクロスライト素材を使ったモデルの発売は2022年初めを予定している。
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