ラ・リーガのハビエル・テバス会長がレアル・マドリードについてコメントした。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
「私はスペインサッカーは破綻していない。レアル・マドリードもバルセロナもね」と語るテバス会長はレアル・マドリードの財政状態を評価。「ヨーロッパの80パーセントのクラブがもっと悪い状況にある」とした上で、「レアル・マドリードはこのパンデミックを最もうまくやりくりしたクラブだと思う。コスト(の削減)など膨大な努力でね」と言及した。
「レアル・マドリードは(コストカットの結果)やりたいことならなんでもできる能力を持っているよ」
一方で、今夏多くのビッグネームを獲得したパリ・サンジェルマンを引き合いに出し、「PSGは不正をしているから、レアル・マドリードはPSGにはなれないね」と皮肉気味にコメント。「彼らは6億ユーロ近い賃金支払い額がある。それは不可能だよ。(レアルは)国営クラブでもないからね」と続けた。
また、現在行われているチャンピオンズリーグのスペイン勢の成績は15日時点でバルセロナが黒星スタート、セビージャはザルツブルクと引き分けるなど振るった成績は残せていないが「チャンピオンズリーグにはまだ長い道のりがある。去年もそうだったが、その後みんな通過していったからね」と心配はしていないようだ。
「ラ・リーガのレベルはチャンピオンズリーグの数試合に寄るものではない。プレミアリーグが最も成長したのは、6年間もトップの大会で優勝できなかった時期だよね」