【意識調査】コロナ禍で幸福度「下がった」と感じる人が4割 “人間関係の変化”が上位理由に

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2021年09月16日 08:40  ORICON NEWS

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写真在宅時間の増加により幸福度「上がった」は約1割、「下がった」は約4割という結果に
在宅時間の増加により幸福度「上がった」は約1割、「下がった」は約4割という結果に
 昨年4月、1度目の緊急事態宣言が発令された。それから宣言が解除されていた期間や地域もあるが、我々は1年以上に渡り外出自粛を強いられてきた。会いたい人にも会えず、行きたい場所にも行けず、閉塞感が漂う中、一方では新たな趣味や勉強に打ち込み、前向きな人生観や生活観を見出したという声もある。在宅時間が増えたことにより、人々のライフスタイルは間違いなく変化したが、それによる「幸福度」はどう変化したのだろうか? 10~50代の男女に聞いた。

【調査結果】家族、仕事、貯金、仕事… 幸福度が上がった&下がった理由は?

■約5割が「貯金額の変化あった」、「人生観の変化あった」は約6割に

 生活の充実、人生の幸福感に欠かせないのがお金。コロナ禍の影響で仕事や収支に変化があった人は少なくないだろう。2020年以前から貯金額の変化があったかについて、【増えた】は23.8%、【減った】は26.3%、【変わらない】と答えた人は49.9%だった。

 【増えた】理由(※複数回答)について、最も多かったのは「交際費が減ったから」の69.3%。次いで「旅費・交通費が減ったから」の66.4%、「物を買わなくなったから」は48.7%、そのほか、「自炊するようになったから」は20.6%という結果に。コロナの影響から規律を重んじる生活習慣にシフトしたことが、貯金額の増加にもつながったようだ。

 対して【減った】理由(複数回答)で最も多かったのは、「給与が減ったから」の65.4%。続いて「家での食費や光熱費が増えたから」が44.5%、「家具や家電など、家で使う物を買い足したから」が22.1%、「新たな趣味や資格にお金を使ったから」が20.2%だった。不安定な経済状況による収入減、それと反比例するかのように、“巣ごもり”による想定外の支出増と、コロナ以前と同様の資産運用を行えている人は少ないようだ。

 そんな中、「コロナ禍による生活の変化を受け、人生観に変化があったか」という問いに対しては、【変わった】(18.0%)、【少し変わった】(41.3%)が合わせて59.3%、【あまり変わらない】(31.4%)、【変わらない】(9.3%)が合わせて40.7%に。

■「当たり前の日常」への羨望と感謝の気持ち… 男女ともに“結婚観”にも変化が

 【変わった】【少し変わった】の主な理由としては、「会いたい人にすぐ会えることのありがたさや家族への感謝が強まった」(女性/10代)、「毎日をゆったりすることの大切さを知った」(男性/30代)、「平凡で暮らせることが一番幸せだと思うようになった」(女性/40代)、「多くを望まなくなった。ただ健康でいられること、子どもが普通に学校に通えることが有り難いと感じるようになった」(女性/40代)といった“当たり前の日常”に対する意識の変化を感じる声や、「いつかやろうと思う事を今やるべきだと思うようになった」(男性/20代)、「本当にしたいことは我慢しなくなった」(男性/40代)、「いつ何があるかわからないから、悔いのない生き方をしていきたいと強く思った」(女性/50代)などの“今”を大事にするようになったという声も数多く挙げられた。

 また、「結婚してみたいと思うようになった」(女性/30代)、「人に会う機会が減った分、恋人が欲しいと思う気持ちが強くなった」(男性/30代)、「結婚しなくていいかなと思っていたが、やはり一生独身はどうかなと思うようになった」(女性/30代)といった声から、「家族との時間をより大切にしようと思うようになった」(女性/10代)、「以前は家族がいても自分は自分という意識だったが、夫婦揃って居る時間が増えたことで、自分だけの命ではないと考えるようになった」(女性/30代)、「家族が一番だと感じた」(男性/40代)といった声も。結婚観や家族観が大きく変化した人も少なくないようだ。

 さらに、「仕事をそんなに頑張る必要ないと感じた」(男性/30代)、「忙しなく生きることへの否定感。社会のペースに合わせる生きた方ではなく、自分のペースに合わせてあげる生き方」(男性/10代)、「家の中で過ごす時間が長いので、通勤に便利な都会の狭い家よりも、広くて快適な家に住むことが重要だと思うようになった」(女性/40代)、といったワークライフバランスを見つめ直す声も。

 対人関係においても自身の中で大きな転換期を迎えたユーザーが多く、「コロナにより自分や周りについて考える時間があり、大事なこと以外はシンプルに考えるようになりました。そして大切な人たち、自分の中で大切にしたいことをより意識するようになりました」(女性/30代)、「人の言うことに合わせたりして暮らしてきたが自分と考えの合わない人にはしっかりノーと伝えるようにしようと思った」(女性/40代)、「今までは人と接することが全てで正しいと思っていて、内向型なので少しプレッシャーを感じていた。しかし、コロナ禍でひとり時間が増えたことで、様々な生き方があり、正解はないのだと実感した」(女性/10代)など、コロナ禍がマインドリセットのきっかけとなったとの声も多かった。

■“厄介な人付き合い”が減り幸福度上昇、一方で「行きたい場所に行けない」苦痛を実感…幸福度の下降要因に

 各世代が人生観の変化を感じている中、「コロナ禍による生活の変化を受け、幸福度の変化はありましたか」と尋ねると、【上がった】人は10.9%、【下がった】人は39.6%、【変わらない】人は49.5%に。(※本調査における幸福度とは「あなたが幸せと感じる度合い」)

 【上がった】理由(※複数回答)は、「厄介な人付き合いが減ったから」が50.5%、「家族との時間が増えたから」が46.8%、「出費が抑えられているから」が33.9%、そのほか、「新たな趣味や打ち込むものを見つけたから」が30.3%、「1人の時間が増えたから」が26.6%だった。

 一方、【下がった】理由(※複数回答)としては、「行きたい場所や店に行けなくなったから」が80.1%、「友人や家族に会えなくなったから」が53.3%。「学校の行事やイベント、ライブや舞台などの娯楽の機会が減ったから」が53.0%と上位回答に。ほかには、「ずっと家にいることに、なんとなく閉塞感や憂鬱さを感じるから」は36.9%、「仕事や学業に悪影響があったから」は21.5%という結果に。

 「幸福度」という非常に抽象的な数値ながらも、コロナ以前と比べ、確実に“幸せの定義”が変化を遂げていることが分かった今回の調査。閉塞感漂う世の中ではあるものの、コロナ禍を経験したからこそ前向きに再確認できたこともあるはず。“小さな幸せ”への感謝や、“何気ない日常”の大切さに気付かされた我々がコロナ禍を乗り越えた暁には、ほんの少しだけ優しくなっているかもしれない。


【調査概要】
調査時期:2021年6月25日(金)〜6月30日(水)
調査対象:計1000名 : コロナ禍で影響を2020年以前とくらべて生活に変化があった人
     (自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜60代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ(https://omr.oricon.co.jp/)
※本調査における幸福度とは「あなたが幸せと感じる度合い」

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  • 世界や日本は闇と光の戦時下だと言う事を知るべしexclamation & question闇は執拗に皆に苦しみを与えてる!それは既に光が勝利を掴んだ証拠何だ!だから闇は必至で攻撃を!でもこの声を聞いてhttps://bit.ly/3i3X18G
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  • 幸福じゃないと、想う方々は、それだけで不幸ですよ、隣の芝は青い、悪いのは政治だ、それじゃあ不幸ですね https://mixi.at/aeMkITB
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