中日−ヤクルト戦で大誤審 高津監督が激怒「審判も出場停止制度を設けるべき」の声

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2021年09月16日 12:15  AERA dot.

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写真ヤクルトの高津臣吾監督(C)朝日新聞社
ヤクルトの高津臣吾監督(C)朝日新聞社
 審判の一つのミスがペナントレースの行方、選手の野球人生を大きく左右する。これは決して大げさではない。大きな問題となったジャッジが起きたのは13日の中日−ヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)だった。


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 ヤクルトが1点を追う九回1死一、二塁。一打同点の好機で川端慎吾が二ゴロを打つ。打者走者はセーフで、その後、中日は一塁走者・西浦直亨に対して挟殺プレーを行う。ボールを持った遊撃手の京田陽太が二塁ベースを踏んでフォースアウトをアピール。捕手の木下拓哉も二塁ベース上を指して訴えたが、二塁塁審の嶋田審判がコールしない。直後に本塁へ突入した三塁走者・古賀優大はタッチアウトとなった。


  プレーが途切れて2死一、二塁で再開かと思われたが、中日がリクエスト。審判側が映像を確認し、京田が二塁ベースを踏んでいたことで一塁走者がアウトと認められ、併殺が成立。試合終了がアナウンスされると、球場が騒然となった。


 ヤクルト側は納得できるはずがない。高津臣吾監督が激怒し、14分間の猛抗議。責任審判の丹波審判員が「ランダン中に京田選手がセカンドベースを踏んでいました。リクエストで確認し、最初にセカンドでふたつ目のアウトが成立。ホームでスリーアウト目が成立です」と場内アナウンスで説明したが、ヤクルトの選手たちは怒りの表情でベンチからしばらく立ち上がれなかった。


 報道によると、ヤクルト側が意見書を提出したのを受け、翌14日に・セリーグとNPBの審判部が神宮球場を訪れて謝罪。「二塁審判の嶋田塁審が一塁のセーフを見落とした」として、嶋田塁審に口頭で厳重注意としたことが発表された。


「ヤクルト側は腑に落ちないでしょう。まず、なぜこの事実を昨日の抗議の時に説明しなかったのか。そして、審判の過失なら、その時点で試合を止めるべきです。今回のプレーで二塁のフォースアウトが明確にわかっていれば、三塁走者が本塁に突入することもなかったでしょう。審判がミスを認めて2死一、三塁でプレーを再開するべきだった。ヤクルトはこの試合を落として3位に転落しましたが、勝つか引き分けるか、負けるかで全く状況が変わってくる。ヒューマンエラーで勝敗が決したら悔やんでも悔やみきれません」(スポーツ紙記者) 



嶋田塁審に課せられた「口頭での厳重注意」という処分に対して、スポーツ紙デスクから疑問の声が上がる。


 「嶋田さんは問題のあった試合の翌14日、中日−広島戦(バンテリンドームナゴヤ)で一塁塁審を務めています。もちろん審判の存在は尊重されるべきですが、ペナルティーが甘すぎるのではないでしょうか。試合の進行に対するすべての権限を持っているからこそ、その責任は重い。審判も人間だから間違いがあるのは分かります。ただその非を認めて謝罪しなければ、選手、首脳陣が審判に不信感を持ってしまう。そんな状況は健全とは言えません。今回のような明らかなミスをしたり、その後の対応に問題があった場合は審判の出場停止や2軍降格を検討するべきだと思います」


 ビデオ映像によるリプレー検証が行われるようになり、誤審は減った。ただリプレー検証は補助に過ぎない。試合を進行する審判の判断が大きく左右することを考えると、ペナルティーについても再考の余地があるだろう。(梅宮昌宗)


このニュースに関するつぶやき

  • NYY時代の黒田の明らかなストライクを『ボール』と判定し、不満そうな黒田に『一球くらい、いいじゃないか!』と確信的にほざいた審判は許せない。しかし、過失は致し方無い。
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  • 審判もプロである以上、明確な過失に対して口頭注意だけで済ませてはいけない。始末書を提出させ、給与の査定対象等の処罰を与えなければ審判の技術向上にはならない。 https://mixi.at/aeMaI2P
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