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「スター・ウォーズ：ビジョンズ」は神風動画、キネマシトラス、サイエンスSARU、ジェノスタジオ、スタジオコロリド、TRIGGER、プロダクションI.Gが参加し、全9作品のオリジナル短編アニメを制作するプロジェクト。「赤霧」ではとある星の危機に導かれるように駆けつけたジェダイ・ツバキの物語が描かれる。敵の襲撃に遭って気を失ってしまった彼は、かつて親交があった王女ミサの一行に助けられ、彼女と王国奪還のため宮殿へ向かうことに。その旅路の果てにツバキを待ち構えていたのは、兄である国王を殺しシスとなったマサゴだった。ツバキは強大な力を持つマサゴとの戦いの中で、究極の選択を迫られることになる。場面カットにはローブのようなものを身にまとったツバキの姿などが描かれた。
監督を務めるチェ・ウニョンは「スター・ウォーズ」について「初めて”宇宙”の存在を意識した作品であり、宇宙を舞台に繰り広げられる冒険の様子に子供ながらにわくわくし、宇宙への憧れと好奇心を引き出してくれた作品」とコメント。「赤霧」については「お姫様や騎士であるジェダイが繰り広げる冒険活劇の要素を大事に『ロードムービー』にしよう、と決めていました。『スター・ウォーズ』の持つ童話的要素の魅力を踏まえつつ、日本の古い映画も参考にしています。運命に逆らおうとする主人公・ツバキがどのような選択をするのかを構想を進めるうちに“ラブストーリー”の要素も加わっていきました」と語っている。
そしてツバキ役を演じた宮崎遊は「赤霧」への出演について「『スター・ウォーズ』に出演することは、声優として叶えたい目標の1つでした。ですから今回このような形で携わらせていただいて本当に光栄な思いです。ただ、最初お話をいただいた時はスケジュールに『短編アニメ』と書かれていただけだったので、台本に目を通していたら、ト書きに『ライトセーバーが…』と書いてあって『ライトセーバーね、ふんふん…、……………、ライトセーバー!?!?』と青天の霹靂だったのをよく覚えています」とエピソードを披露。作品については「ツバキがこのストーリーを通して迎える結末は、『スター・ウォーズ』の普遍的なテーマの1つに通ずるものがあると、個人的には考えています」と思いを述べた。また姫のミサ役を演じたLynnも、出演決定後に「赤霧」が「スター・ウォーズ」の関連作であると知らされたとのことで、「正式にプロジェクトについて教えていただいたのはアフレコ現場でした（笑）。後からじわじわとうれしさとプレッシャーを感じるという形になりましたが、オファーを頂けたことは大変光栄なことだと思っています」と話している。
「T0-B1」では、ジェダイを夢見る少年型ドロイドのT0-B1が、ともに暮らしている人間・ミタカ博士に試練を与えられ、ライトセーバーの核となるカイバークリスタルを探すことになる。星中を捜索していたT0-B1は、ミタカに禁止されていた地下室に足を踏み入れ、古い宇宙船を発見。この悪気ない行動が、平和だった彼らの星に悪の手を招いてしまうことになるのだった。場面カットにはT0-B1が青いライトセーバーを持つ姿が描かれている。
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さらにミタカ役の磯部勉からもコメントが到着。「スター・ウォーズ」シリーズでハリソン・フォード演じるハン・ソロの日本語吹替版を演じてきた磯部は、「スター・ウォーズ」の魅力について「なんと言っても冒険活劇のイメージですね。それが宇宙であれ、どこで物語が始まっても、最高の発想力の勝利の作品だと思います」と述べる。ミタカ役については「本当にうれしい限りです。ここまでやってきて良かったと心底思います」と話した。「スター・ウォーズ：ビジョンズ」全9話は、9月22日16時にディズニーの公式動画配信サービス・ディズニープラスにて一斉に日米同時配信される。
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