実物大ガンダムが再生可能エネルギー100%で動く! 横浜市風力発電所から供給

1

2021年09月17日 07:21  マイナビニュース

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
Evolving Gとみんな電力は、横浜市風力発電所「ハマウィング」で発電した電力をEvolving Gが運営する「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(神奈川県横浜市)に供給することに合意し、5月より供給を実施している。みんな電力は9月から、協賛社として実物大の動くガンダム「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に参画している。


みんな電力は2011年に設立された再生可能エネルギー事業会社。横浜市と同社は、再エネを通じた地域循環共生圏の実現を目指し、2019年より主に東北地方で発電した電力を横浜市内の事業者に供給している。このほど、脱炭素社会の実現に向けてEvolving Gの協力を得て、ガンダムとのコラボレーションが実現した。自治体のみならず、エンターテイメント業界と連携していくことで、再エネ切り替えに対する社会的関心を高め、気候変動問題の解決に貢献していくという。


「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」は、『機動戦士ガンダム』TV放映40周年プロジェクトの一環として、Evolving Gが横浜市と連携し、2022年3月31日までの期間限定で横浜市・山下ふ頭にオープンさせた複合施設。全高18メートルの実物大"動くガンダム"を身近で見ることができる。



「ハマウィング」は、2007年3月に運転を開始した横浜市の風力発電所。市民や事業者と連携しながら再生可能エネルギーの普及を進めている。年間発電量は、一般家庭の年間消費電力量の約600世帯分に相当する約210万 kWh。定格出力は1,980kW。



5月からみんな電力を通し、「ハマウィング」で発電した電力は、ブロックチェーン技術を活用したP2P電力トラッキングシステム「ENECTION2.0」により、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に供給開始している。「ENECTION2.0」を通じて30分ごとに発電量と需要量をマッチングし、取引として約定。再生可能エネルギー100%の電力で、電力由来のCO2排出量ゼロの事業運営を行っている。(フォルサ)
    ニュース設定