決定力不足が深刻な日本代表にサポーターから35歳FW・岡崎慎司「待望論」

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2021年09月17日 19:00  AERA dot.

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写真岡崎慎司(C)朝日新聞社
岡崎慎司(C)朝日新聞社
  元日本代表のFW岡崎慎司がスペイン2部のカルタヘナに移籍した。加入したばかりだが、今月12日のレアル・オビエダ戦で後半24分に途中出場。デビュー戦でゴールこそならなかったが、経験豊富な点取り屋にチームの期待は大きい。


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 岡崎は19年シーズン途中に加入したスペイン2部のウエスカで12得点をマーク。チーム得点王に輝き、スペイン2部優勝と1部昇格に大きく貢献した。昨季はスペイン1部でプレー。25試合に出場1得点を記録したが、チームは2部に降格して退団が決まった。


 欧州からJリーグへの「出戻り」という選択肢もあった。7月にマルセイユ(フランス)を退団した日本代表のDF長友佑都は10年以来11年ぶりにFC東京に復帰。FW大迫勇也はブレーメン(ドイツ)から神戸、FW武藤嘉紀もニューカッスル(イングランド)から神戸、酒井宏樹はマルセイユから浦和、乾貴士はエイバル(スペイン)からセレッソ大阪、宮市亮はザンクトパウリ(ドイツ)から横浜F・マリノス、安西幸輝はポルティモネンセ(ポルトガル)から鹿島に移籍した。


  だが、岡崎はJリーグに戻らなかった。決断した道はスペイン2部への移籍。スポーツ紙記者はこう評価する。


「スペイン2部は決してレベルが低くありません。技術に優れた選手がそろい、若手の有望株や各国の代表クラスの選手がそろっています。日本代表のMF柴崎岳も2部でプレーしています。岡崎はガムシャラで泥臭いプレーがフォーカスされますが、技術も向上している。そうでなければ、ここまで長く海外のトップレベルでプレーできません」


 ドイツ・ブンテスリーガでは5シーズンで計37得点をマーク。イングランドのプレミアリーグのレスターに所属していた16年にクラブ創設132年目で初のプレミアリーグ優勝を達成した。日本代表としてもW杯に3度出場し、国際Aマッチ119試合出場で歴代3位の50得点をマーク。35歳になった現在も体のキレは健在で、裏への飛び出し、シュート技術に磨きをかけ、前線からの献身的なチェイシングで守備能力も高い。


 



 そんな、岡崎に対してSNS上では日本代表への復帰を望む声が多い。その理由は、カタールW杯アジア最終予選で日本代表が苦戦しているからだ。初戦のオマーン代表戦で終了間際に決勝点を献上して0−1でまさかの敗戦。中国代表とカタール・ドーハで対戦した2戦目は、前半40分に右サイドを突破したMF伊東純也のクロスに反応したFW大迫勇也がゴールを決め、1―0で初勝利を挙げたが、試合内容には不安が残った。前線でボールが収まらず、外からのクロスの精度も低い。攻撃の引き出しが少ないため、相手が守備を固めると好機を作ることにさえ苦労しているのが現状だ。


「FW古橋亨梧、伊東純也、MF久保建英と攻撃陣でタレントはそろっているのですが、攻撃が単発で手詰まり感がある。岡崎は自分で得点を取るだけでなく、周りを生かすプレーが巧い。ポストプレーもきっちりやるし、何より今の日本代表に欠けている得点への執念を感じさせる選手です。岡崎本人も来年のカタールW杯出場をあきらめていないでしょう。起爆剤として招集してほしい思いはあります」(サッカー雑誌の編集社)


 日本代表でW杯に4度出場した選手はGK川口能活、GK楢崎正剛のみ。フィールドプレーヤーでは一人もいない。岡崎は史上初の快挙を達成できるか。日本代表で起用する価値は十分にある。(梅宮昌宗)


このニュースに関するつぶやき

  • やはりベテランが集まらないと勝てないのよ。
    • イイネ!17
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