ヤクルト・奥川が6戦連続無四球の圧巻投球! 解説陣はフォークも絶賛

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2021年09月18日 07:32  ベースボールキング

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ベースボールキング

7回1失点で7勝目を挙げたヤクルト・奥川
◆ 圧巻の制球力でフォークも制御

 ヤクルトの奥川恭伸が中9日で17日の巨人戦に先発登板し、7回を投げてプロ最多の103球、5安打、無四球の1失点という内容で今季7勝目を手にした。

 17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた立浪和義さんは、「制球が素晴らしい。6試合四球がなく、今日も死球はあったんですけど、大事な試合で四球を出さないピッチャーはすごい」とコメント。6試合連続で無四球を続けている高卒2年目の右腕を絶賛した。

 また、「あとはフォークボール。うまくカウントをとるフォークと、空振りをとるフォークを投げ分けている。右バッターの方に少し食い込んでいくシュート気味のフォークに右バッターが詰まる。そこを意識していると、外に真っ直ぐやスライダーがくる。幅を使えるピッチングができていた。左は逆に泳いだり引っ掛けたりしてしまう」と、フォークが効果的だったことを強調。

 そのほかにも、「フィールディングを含めて落ち着きがある。ピンチになってもバタバタしない」と、総合力の高さを指摘し、「初回は力みがあったと思うが、それ以外は完璧だった」と評価した。

 同じく同日の放送で解説を務めた谷繁元信さんも「やっぱフォークがよかった。それも腕を振ってストライクゾーンとボールゾーンに投げ分けられる凄さを見せてもらった」と述べ、「あれだけ腕を振られると打者は打ちにいってしまう。そこから落とされるのでバットが止まらない」と、直球と変わらない腕の振りを称えた。

 さらに「初回にバタバタしているところで、岡本への1球目でゲッツーをとれたことがポイント。そこで落ち着いたことで、その後も投げられたと思う」と続け、1回表に初球をヒットにされ、ワイルドピッチと死球で無死一、二塁となり、坂本勇人に適時打を許すも、続く岡本和真を投ゴロ併殺に仕留めた場面を試合のターニングポイントに挙げた。

 試合は、奥川の粘投にヤクルト打線が一発攻勢で応え、最終的には8−2で快勝。10連戦の初戦を白星で飾り、3位・巨人とのゲーム差を「1」に、首位・阪神には「2」差とした。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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  • 久しぶりにヤクルトの野球を見たが、けっこうマジでやってて昔のイメージ無いな。。ヤクルトらしさが失われた気もする・・
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