浅野忠信×ジョニー・デップ、注目の初共演 『MINAMATA』本編映像解禁

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2021年09月18日 15:41  クランクイン!

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写真映画『MINAMATAーミナマター』浅野忠信の場面写真 (C)Larry Horricks
映画『MINAMATAーミナマター』浅野忠信の場面写真 (C)Larry Horricks
 ジョニー・デップが製作・主演を務める映画『MINAMATA―ミナマタ―』より、本編映像が解禁。本作でジョニーと初共演を果たした浅野忠信が、水俣病を患う娘に愛情を注ぐ父親を熱演する場面を収めている。

【動画】浅野忠信×ジョニー・デップ『MINAMATA』本編映像

 熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集『MINAMATA』だ。ジョニー・デップ自身が長年の憧れだったと語るユージン氏。彼の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー自身の製作・主演で映画化が実現した。

 近年は海外でも目覚ましい活躍を見せる浅野。マーティン・スコセッシ監督作『沈黙−サイレンス−』、ローランド・エメリッヒ監督作『ミッドウェイ』といった重厚な作品だけでなく、ハリウッドで浅野を一躍有名にした『マイティ・ソー』シリーズのホーガン役、『モータルコンバット』のライデン役とアクション映画にも果敢に挑戦。先日配信がスタートし大きな反響を呼んだNetflix映画『ケイト』では、國村隼と共にヤクザ役を務めた。さらに現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』では、震災により心に傷を負いながらも、立ち向かおうとする新次役を演じている。

 そんな浅野が本作で演じるのは、水俣病で目が見えず、話せない娘アキコを持つマツムラ夫婦の夫タツオ役。この度解禁された本編映像では、タツオと妻マサコ(岩瀬晶子)が、水俣に到着したユージン(ジョニー)とアイリーン(美波)を家へ迎えいれたその夜、言い澱みながらも心情を吐露する場面を収めている。

 「アキコは私たちの長女なんです。脳性マヒだと言われたが、違うことは分かりますよ」と話し始めるタツオ。妻のマサコは「生まれたときから重い病気でずっとそのままだが、家族の絆は強い。娘は『宝』」と語る。続けてタツオは「家にはね、6人子どもがいるんですけど、みんなでアキコの面倒を一生懸命見ているんです。あの子が食事をするのに、毎日5時間かかりますから。そのおかげで家族の絆が深まった」と語り、ユージンに娘と直接会うことを勧める。

 生まれた時から水俣病だった長女を「宝子」と呼び、彼女の存在が家族の絆を強めたと話すマツムラ夫婦。そんな深い愛と同時に、生活のため憎むべき原因企業のチッソで働き続けなければならないという複雑な父の苦悩を浅野が表現する、胸に迫る場面となっている。

 映画『MINAMATA―ミナマタ―』は、9月23日より全国公開。
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