中須賀、転倒喫するもTカーでダブルポール「想定したタイムよりも遅いがよかった」/全日本ロード第7戦オートポリス JSB1000予選

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2021年09月18日 16:41  AUTOSPORT web

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中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第7戦オートポリス JSB1000 予選
9月18日、2021年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス予選が大分県のオートポリスで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。

 台風の影響で金曜日の合同走行は午前中のみ。午後は雨風が強くなってキャンセルされた。

 翌土曜日は強烈な雨風は収まったものの、たまに小雨が落ちてきたり、日が差したりと微妙なコンディション。午前10時25分から45分間、JSB1000クラスの予選が行われた。

 路面はハーフウエット。セッション開始早々に山口辰也(TOHO Racing)のマシンがストップ。すでに今季のチャンピオンを獲得している中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が転倒と、波乱の予選セッションとなり、途中、全車がピットインする場面も見られた。

 セッション中盤。転倒シーンがありながらも、真っ先に1分49秒852と1分49秒台にタイムを入れた中須賀。加賀山就臣(Team KAGAYAMA)が1分49秒873と迫る。

 セッション残り10分を切ると濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)が1分49秒197と中須賀のタイムを更新してリーダーボードのトップに躍り出る。

 残り3分。中須賀がいよいよ1分48秒台に突入。しかも1分48秒082と濱原を1秒以上引き離す。

 残り1分。たまに細かく降ってきていた雨が強まった。これでだれも自身のタイムを更新することができず、中須賀のポールポジションが確定した。

■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/ポール会見
「非常に難しい予選でした。走り始めは乾いていたのですが、常に霧雨っぽい感じだったので、早めにタイムを出していこうと思ったら、雨が強くなったところでスリップダウンを喫してしまいました」

「その後、再スタートしてピットに戻ることができ、Tカーで出られたからよかったです。最後のアタックのときも雨がぱらついていて、自分が想定したタイムよりも遅いですが、どうやらダブルポールが獲れたみたいでよかったです」

「体は何ともありません。マシンも修復できる範囲だと思います。決勝は冷静になり、とにかく落ち着いてレースをメイクしたいです。地元の応援はライダーにとってエネルギーになります。行き過ぎないようにして、いいレースをファンに見せたいです」

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