ベティスのマヌエル・ペジェグリーニ監督が、19日に行われたラ・リーガ第5節エスパニョール戦を振り返った。同日付でスペイン紙『アス』が伝えている。
前節に今季のラ・リーガ初勝利を飾ったベティスは、19日に行われたラ・リーガ第5節でエスパニョールと“エスタディオ・べニート・ビジャマリン(ベティスの本拠地)”で対戦した。1点ビハインドを追うベティスは、41分にオウンゴール、前半アディショナルタイムにMFナビル・フェキルのゴールで逆転に成功。後半もベティスがペースを握っていたが、74分にVAR判定の結果DFヘルマン・ペッセージャが退場した。すると、数的不利に立たされたベティスは後半アディショナルタイムに失点を許し、試合は2−2で終了。ベティスは土壇場で勝ち点3を逃した。
両チームに合計して8枚のイエローカードと1枚のレッドカードが提示された大荒れの試合について、ペジェグリーニ監督は「レフェリーのことを話すつもりはない」とコメント。続けて「もっとゴールを決めて試合を終わらせることができたはずなのに、1人減ったことでボールを奪われてしまった。我々はよく守ったが、最後のプレーで失点。結果は残念だけど、試合中のチームの姿勢には満足している」とチームのパフォーマンスを振り返った。
また、ペジェグリーニ監督は「結果が示すように、私は長い間、ベティスにとても満足している。自分たちのほうが優れていたにもかかわらず、望んだ結果を得られなかった試合のひとつ」と胸中を明かした。
最後に、ケガで途中交代を強いられたスペイン人DFビクトル・ルイスについて、ペジェグリーニ監督は「ビクトル・ルイスのケガは1ヶ月は続くと思われる。(マルク・)バルトラも数週間は戻ってこれないだろう」と両センターバックの状態を明かした。
ベティスは23日にラ・リーガ第6節でオサスナと敵地で対戦する。