夫が家事、財布は妻が管理する夫婦 札幌から鎌倉へ移住して日常を丁寧に過ごす

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2021年09月21日 17:00  AERA dot.

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写真【妻】竹本アイラ[48]MoonGate 社長:たけもと・あいら◆1972年生まれ。北海道出身。93年、北海道武蔵女子短期大学英文学科を卒業。新千歳空港に就職、その後フリーアナウンサーに。下積みをへて、テレビやラジオにレギュラー出演する。2004年、MoonGateを立ち上げる。現在はビジネスコンサルタント、話し方講座、社員研修などを手掛ける/【夫】竹本英樹[55]フォトグラファー:たけもと・ひでき◆1966年、札幌市生まれ。HTB(北海道テレビ)映像に所属して、HTBでディレクターを務める。2004年頃から写真を撮り始め、16年にフリーランスに転身した。世界のコンペティションで評価され、これまで6カ国で作品を発表。20年12月には2冊目となる写真集を出版した(撮影/小山幸佑)
【妻】竹本アイラ[48]MoonGate 社長:たけもと・あいら◆1972年生まれ。北海道出身。93年、北海道武蔵女子短期大学英文学科を卒業。新千歳空港に就職、その後フリーアナウンサーに。下積みをへて、テレビやラジオにレギュラー出演する。2004年、MoonGateを立ち上げる。現在はビジネスコンサルタント、話し方講座、社員研修などを手掛ける/【夫】竹本英樹[55]フォトグラファー:たけもと・ひでき◆1966年、札幌市生まれ。HTB(北海道テレビ)映像に所属して、HTBでディレクターを務める。2004年頃から写真を撮り始め、16年にフリーランスに転身した。世界のコンペティションで評価され、これまで6カ国で作品を発表。20年12月には2冊目となる写真集を出版した(撮影/小山幸佑)
 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2021年9月20日号では、MoonGate社長の竹本アイラさん、フォトグラファーの竹本英樹さん夫婦について取り上げました。


【写真】20歳上の上司にプロポーズ、元バンドマンの夫とファン…さまざまな夫婦のカタチ
*  *  *


夫30歳、妻23歳で結婚。長女(20)と3人家族。


【出会いは?】当時フリーアナウンサーの妻が、テレビ制作会社に売り込みに行き、夫と名刺交換した。夫はディレクターをしていた。


【結婚までの道のりは?】札幌のテレビ業界人が集まる食事会に行ったところ、他の人は忙しく、結局2人きりに。それから3カ月、交際をして、夫がクリスマスに指輪を渡した。


【家事や家計の分担は?】2018年、札幌から神奈川・鎌倉に拠点を移して以来、夫が家事を担当するようになった。財布は妻が管理している。


■妻 竹本アイラ[48]MoonGate 社長


たけもと・あいら◆1972年生まれ。北海道出身。93年、北海道武蔵女子短期大学英文学科を卒業。新千歳空港に就職、その後フリーアナウンサーに。下積みをへて、テレビやラジオにレギュラー出演する。2004年、MoonGateを立ち上げる。現在はビジネスコンサルタント、話し方講座、社員研修などを手掛ける


 フリーアナウンサーの傍ら、札幌で会社を経営していました。何か経験を生かせないか考えて、「話し方」を教えるようにしたところ、需要がありました。東京からも、社員教育をしたい企業やスキルアップしたい個人からの依頼がたくさん寄せられました。


 夫は札幌のテレビ制作会社で働いていましたが、写真家としてフリーになった頃でした。都内への移住を考えていたとき、夫が「山も海もある郊外に住んだら面白いかもね」と。その時、私と娘は二人で鎌倉に行ったばかり。歴史があり、京都と代官山が一つになったような素敵さがあるなと、鎌倉に決めました。



 仕事から帰るとき実感します。多摩川を通りすぎて、鎌倉の駅に降り立つと、疲れがすっと消えます。ゆっくり歩けます。そんな雰囲気なので、仕事と生活のバランスを取りたくなりました。もともと生活が乱れがちでした。家事の分担を逆転させて、夫が台所に立ってくれるようになりました。丁寧に暮らしたいと思っています。


■夫 竹本英樹[55]フォトグラファー


たけもと・ひでき◆1966年、札幌市生まれ。HTB(北海道テレビ)映像に所属して、HTBでディレクターを務める。2004年頃から写真を撮り始め、16年にフリーランスに転身した。世界のコンペティションで評価され、これまで6カ国で作品を発表。20年12月には2冊目となる写真集を出版した


 20年ほど前に亡くした父親との記憶は、日々繰り返した日常風景でした。家族で食卓を囲ってジンギスカンを作って、そのときの父親は風呂上がりでヘアトニックのにおいがしました。


 僕は日常の風景を撮影します。あ、この瞬間、幸せそうと思うと、8ミリのムービーカメラで撮って、1コマを伸ばします。ピントも色も淡い写真です。人の頭の中に残っている風景って、たぶんこれくらいの解像度だと思います。娘を8ミリで撮ったときは「いつまで撮れるかな」なんて思っていましたね。


 妻のポートレートも撮りますが、本人からの評判はよくないです。全体のバランスはいいのですが、かわいく、きれいにの欲求が満たされないらしくて。「ここは太って見えるよね」とダメ出しされます。出かけた先でスマホで撮った写真も、インスタにはほとんど使ってもらえません。娘の方が撮る角度をわかっているみたいです。そんなことも含めて、大切なものは日常の中にあると思っています。


(構成・井上有紀子)

※AERA 2021年9月20日号


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