男性の瞼の裏に蠢く糸くずのような寄生虫 犬から感染か(中国)

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2021年09月23日 04:11  Techinsight Japan

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写真男性の瞼の裏には2匹の寄生虫が…
男性の瞼の裏には2匹の寄生虫が…
右目に何かが棲みついているような違和感と痒みを訴えていた34歳の男性の瞼の裏から、寄生虫が摘出された。まるで糸くずのような寄生虫が男性の眼球の上を蠢く様子は動画に捉えられ、今月18日の『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン (The New England Journal of Medicine)』が公開した。『The Sun』などが伝えている。

中国在住の34歳の男性が訪れたのは広東省汕頭市にある「汕頭国際眼科センター(Shantou International Eye Center)」で、医師は右目を詳しく調べるため、卓上に置く双眼型の顕微鏡で目に光を当てて観察する「細隙灯顕微鏡検査」を行った。

男性はこれまで大きな病気はしたことがなかったものの、医師は右目の瞼の裏に2匹の寄生虫を発見。その後、男性に局所麻酔をすると瞼をめくって寄生虫2匹を摘出した。

この時に撮影された動画では、白くて細長い糸くずのような寄生虫が結膜の奥から這い出し、眼球に移動しながら蠢いているのが見て取れる。思わず目を背けたくなるような光景だが、医師はその体の中心をマイクロピンセットで掴むと素早く取り出すことに成功。寄生虫学研究所の調べで、男性はメマトイと呼ばれるショウジョウバエの仲間が媒介する「東洋眼虫症」に感染していたことが明らかになった。東洋眼虫は白色の寄生性線虫で、通常体長が5〜18ミリという。

なおメマトイは牛や犬などの動物の目にしつこくまとわりつき、涙や目ヤニのタンパク質を餌にして生息する。人にも感染し、成虫となり動き回るようになると目ヤニ、結膜炎、眼痛、違和感、掻痒感、飛蚊症などの症状が現われるという。ただ東洋眼虫は結膜の奥に潜んでいるので見つかりにくく、1回で全て摘出できないこともあるようだ。

男性は農場に住み犬を飼っていることから自宅で感染した可能性が高いが、1か月後の検査では異物感や痒みも消え、異常は見つからなかったそうだ。

ちなみに昨年10月にも中国で、60歳男性の瞼の裏から20匹の東洋眼虫が摘出されたことが報じられた。男性は1年間も右目に違和感を抱いていたが、眼精疲労だと思い放置していたという。

画像2枚目は『The Sun 2021年9月20日付「EYE SORE Video reveals moment docs discover horrifying truth about ‘foreign body’ lodged in man’s eyeball」(Credit: nejm.org)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • 40年近く生きて始めて聞くような寄生虫の数々の記事をみるにつけ間近に寄る寄生虫の恐怖のない今の日本に住めることのありがたさ。
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