久保、“本拠地”デビュー戦は前半限りの交代に…マジョルカは敵地でレアルに6失点完敗

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2021年09月23日 06:56  サッカーキング

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先発したものの、前半で交代となった久保 [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第6節が22日に行われ、MF久保建英が所属するマジョルカとレアル・マドリードが対戦した。久保は右サイドで先発出場し、ハーフタイムで途中交代している。

 ミッドウィーク開催となったこの日のゲームは、両チームとも複数の主力をベンチに置いてメンバー変更。レアル・マドリードはロドリゴ、マルコ・アセンシオらに加え、エドゥアルド・カマヴィンガが初先発を果たした。一方のマジョルカは、所属元であるレアルの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』で初のプレーとなる久保が右サイド、そしてイ・ガンインがトップ下で起用された。

 試合は開始3分にまさかの形で動く。マジョルカはジョゼップ・ガヤが最終ラインでトラップミスをすると、これをかっさらったカリム・ベンゼマが一対一を確実に決め、ホームのレアルが先制した。一方のマジョルカは5分、久保がロングボールから華麗なトラップで対面のミゲルを置き去りにすると、そのまま持ち運んで左足でゴールを狙うもシュートは強くヒットできなかった。

 すると24分にはレアルが追加点を奪う。ロドリゴがエリア内で起点を作ると、低いクロスをGKがキャッチしきれず、こぼれたボールを古巣戦となったアセンシオが左足で押し込んだ。だがマジョルカも直後の25分、右サイドで持った久保からマシュー・ホッペに縦パスが入ると、落としを受けたイ・ガンインが得意のドリブルから左足でシュート。正確なシュートはティボー・クルトワの手先をかすめ、ゴールネットを揺らした。

 それでもマジョルカに余裕を与えないレアルは29分、ミリトンの正確な縦パスをベンゼマが落とすとアセンシオが一気に抜け出し、そのまま左足でこの日2ゴール目を記録した。1点を返したマジョルカを突き放したレアルは、そのまま前半を支配して試合はハーフタイムを迎える。

 なんとか流れを変えたいマジョルカは、後半開始からイドリス・ババを投入。最初にベンチに下がることを命じられたのは久保だった。それでも55分、レアルはベンゼマがスペースに抜け出して起点となり、そのパスを受けたアセンシオがエリア外から左足を振り抜くと、巻くようなミドルでゴールを揺らし古巣相手にハットトリックを達成した。

 その後は積極的に交代カードを使うマジョルカが、エネルギッシュに動くイ・ガンインを中心として反撃を狙うも、決定的なチャンスには至らず。逆にレアルは78分、ダヴィド・アラバのフィードからベンゼマが抜け出して右足でゴールを決めると、84分にはまたもアラバのボールから、今度はヴィニシウスの折り返しにイスコが合わせてゴールを揺らした。

 試合はこのまま終了。前半から順調にゴールを重ねたレアルが快勝を収め、首位の座をキープした。一方のマジョルカは、この日で今シーズンの2敗目を喫している。
 
 次節、レアル・マドリードは25日にビジャレアルと、マジョルカは26日にオサスナと、それぞれホームで対戦する。

【スコア】
レアル・マドリード 6−1 マジョルカ

【得点者】
1−0 3分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
2−0 24分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
2−1 25分 イ・ガンイン(マジョルカ)
3−1 29分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
4−1 55分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
5−1 78分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
6−1 84分 イスコ(レアル・マドリード)

このニュースに関するつぶやき

  • ま久保君はそんなところだよ。 日本の中心が久保ではたかが知れてる代表レベルにしかならんぞ森保
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