カラバオ・カップ3回戦が22日に各地で行われた。
DF冨安健洋が所属するアーセナルは、ホームに3部のウィンブルドンを迎えて対戦。冨安はリーグ戦も視野に入れてベンチ外となったなか、アレクサンドル・ラカゼットのPK弾で序盤に先制すると、後半にはエミール・スミス・ロウとエディー・エンケティアの追加点も生まれて3−0の快勝を収めた。
ホームでアストン・ヴィラと対戦したチェルシーは、前半をスコアレスで折り返すと、後半に入ってティモ・ヴェルナーのヘディングシュートで先制。しかしその後同点ゴールを許すと、試合は90分の戦いを終えてPK戦へともつれ込む。そのPK戦では、アシュリー・ヤングら2選手が失敗したアストン・ヴィラに対しチェルシーは1選手の失敗に留まり、4−3で勝ち進みを決めた。
マンチェスター・Uはホームにウェストハムを迎え、19日のリーグ戦以来中2日での再戦に。クリスティアーノ・ロナウドをメンバー外としたマンチェスター・Uは9分にマヌエル・ランシーニに先制ゴールを決められると、後半にかけてブルーノ・フェルナンデスら主力を投入するも反撃は叶わず。0−1のまま敗れ、大会からの早期敗退が決定した。
トッテナムは敵地でウルヴァーハンプトンと対戦し、PK戦の末に次のラウンドへの勝ち抜けが決定。またレスターとブライトンも、それぞれ2部のミルウォールとスウォンジーに勝利している。
22日に行われた結果は以下の通り。
■3回戦(◎が4回戦進出チーム)
◎ブライトン(1部) 2−0 スウォンジー(2部)
◎アーセナル(1部) 3−0 AFCウィンブルドン(3部)
◎チェルシー(1部) 1−1(PK戦:4−3) アストン・ヴィラ(1部)
マンチェスター・U(1部) 0−1 ウェストハム(1部)◎
ミルウォール(2部) 0−2 レスター(1部)◎
ウルヴァーハンプトン(1部) 2−2(PK戦:2−3) トッテナム(1部)◎