自宅療養者に食料支援=企業や自治体、弁当など提供―広がる感謝「おいしかった」

39

2021年09月24日 07:30  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

写真自宅療養中の新型コロナウイルス患者を往診した際に、食料を無償提供する医師=東京都内(ファストドクター提供)
自宅療養中の新型コロナウイルス患者を往診した際に、食料を無償提供する医師=東京都内(ファストドクター提供)
 新型コロナウイルスの自宅療養者向けに、無料の食料支援を始める企業などが増えている。患者や濃厚接触者となった家族は外出自粛を余儀なくされ、食料が尽きかけるケースも。「食料が手元にある安心を届けたい」と採算度外視で取り組む動きに、利用者からは感謝の声が上がる。

 休日や夜間の救急往診を展開するベンチャー企業「ファストドクター」(東京都新宿区)は14日から、東京23区内の自宅療養者向けに無料の食料配達サービスを始めた。医師が往診する際、おかゆやゼリー、お茶といった2〜3日分の食料を届ける。

 代表取締役の菊池亮医師(35)が、自宅療養中の患者から「食料がなくなりそうで困っている」と聞いたのがきっかけ。同社と提携する伊藤忠商事が取引先の食品メーカーなどに呼び掛けたことで賛同の輪が広がり、食料品の無償提供が可能になったという。菊池医師は「医療だけでなく、食料が手元にあるという生活の安心感も提供したい」と話した。

 自治体が地元企業と協力し、こうした食料提供サービスを手掛けるケースも各地に広がる。大阪府寝屋川市は市内の配達弁当店に委託し、毎日3食分の弁当やパンなどを自宅療養者に届けるサービスを提供。市保健所へ注文すれば同社に発注される仕組みで、費用は国と市が負担するため、無料で利用できる。

 配達に訪れると、玄関に利用者から感謝の手紙が置かれていることも多いという。中には「たつたあげ、おいしかったよ」と書かれたあどけない手紙もあり、店長の杉原充さん(56)は「とても励みになります」と声を弾ませた。 

弁当の無料提供サービス利用者からの感謝の手紙と、弁当店店長の杉原充さん=大阪府寝屋川市(杉原さん提供)
弁当の無料提供サービス利用者からの感謝の手紙と、弁当店店長の杉原充さん=大阪府寝屋川市(杉原さん提供)

このニュースに関するつぶやき

  • ま、疫病の患者だけでなくて、疫病前なら病院に入れとけばよかったケガや病気の患者も自宅に戻ってもらってたりするんでしょう?ってことは…
    • イイネ!2
    • コメント 15件
  • 感染すると、一人暮らしだと、かなり面倒だよな( `ー´)ノ
    • イイネ!20
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(28件)

ニュース設定