巨人退団は濃厚も、陽岱鋼を“欲しい”球団は多い? 手を挙げそうなチームは…

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2021年09月24日 18:00  AERA dot.

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写真巨人・陽岱鋼は来季どこでプレーしているのか… (c)朝日新聞社
巨人・陽岱鋼は来季どこでプレーしているのか… (c)朝日新聞社
 陽岱鋼(巨人)の今季終了後の去就はどうなるのか……。


【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手!
 優勝を争うチームの戦力になれず、5年契約の最終年が終わろうとしている。FA移籍時の大騒ぎと周囲の扱いは雲泥の差だ。地に落ちた感のある台湾の英雄は、来季以降どこでプレーをするのだろうか。


 陽は16年オフ、巨人と5年総額15億円(推定)の大型契約を結んだ。しかし毎年のように期待外れのパフォーマンスを繰り返し、今季も開幕からファーム暮らしで、8月28日にようやく今季初めて一軍に昇格。その後は代打、代走、守備固めなどの途中出場が続き、初スタメンは9月10日の中日戦(東京ドーム)だった。この試合ではヒットも放ったが、目立った結果は残せず、12日に登録抹消となった。


「走攻守揃った球界を代表するスター選手になりつつあった時期の移籍だった。プレースタイルにルックスも加わり、若年層から絶大な人気を誇っていた。また母国・台湾では王貞治氏(ソフトバンク球団会長)が引き合いに出されるほどのスーパースター扱い。巨人入りしたことでさらなる注目を集めたが、こんな形になるとは思わなかった。巨人としても投資した分の回収はできなかったのではないか。誰にとっても残念な移籍になってしまった」(巨人担当記者)


 日本ハム在籍の最終年となった16年はチームの日本一に大きく貢献。130試合に出場し、打率.293、14本塁打、61打点という打撃成績はもちろん、身体能力を生かした外野守備でも欠かせない存在となっていた。巨人加入後はグラウンド上での結果以外にも、母国・台湾で絶大な人気があることから、国外マーケット拡大の役割も期待されていたが……。


「巨人との契約延長はないだろうが、水面下で調査している球団はいくつもあるはず。守備と足に関しては衰えは感じられない。打撃もセ・リーグへの対応には苦しんだが、かつて在籍したパ・リーグならやれるはず。長打力や意外性があるのでDHでも使える。以前は内野手もやっていたので他選手との絡みではそういう起用もできる。バックアップ選手としては使い勝手が良いので争奪戦になるのではないか」(在京球団編成担当者)



 巨人では結果を残せず苦しんでいるが、日本ハムでは在籍11年間で盗塁王1回(13年)、ゴールデングラブ賞4回(12〜14、16年)を獲得するなど、球界屈指の外野手にまで成長した。年齢は来年の1月に35歳となり若くはないが、まだまだ活躍を見込めるはず。様々な経験をした選手でもあり、周りの選手に与える影響などを含め、所属するチーム次第では貴重な存在となれる可能性は十分にある。


「多くの球団が興味を持っているが、特にロッテは獲得したいのではないか。今季は優勝争いをしているが、常勝球団を作るには野手陣の底上げが急務。左打者は育っているが右打者はレアードと中村奨吾の2人に頼った状態。陽が加われば打線に厚みができるだけでなく、今以上に足も使えるようになり得点力が上がる。守備もセンターで固定できればロッテ外野陣は球界トップクラスになります」(在京球団編成担当者)


「営業面から考えるとメリットしかない。日本ハムの二軍施設・鎌ヶ谷は(ロッテの本拠地と同じ)千葉県にある。二軍時代の陽は人気者だったので、当時からのファンが球場(ZOZOマリン)へ足を運んでくれる可能性がある。またコロナ禍が収まってからのインバウンド需要も期待できる。成田空港と台湾間は多くの航空会社が便を飛ばしている。日本へ入国した際、すぐ近くにある幕張の球場で自国の英雄がプレーしていたら足を運ぶはず。そして台湾からのテレビ放映権料による収入も当然見込まれる」(在京テレビ局スポーツ担当)


 安田尚憲、藤原恭大など、若手野手が育ちつつあるが、その多くが左打者。打線のバランスを考えれば実績ある右打者獲得に動いてもおかしくない。そして荻野貴司、マーティン、藤原らの顔ぶれに陽が加ることで外野陣の競争は激しくなり、チーム力アップにつながる。そして各球団、コロナ禍の影響で経営状況は悪化の一途を辿っている。陽を営業面でも最大限活用するのは現実的な戦略でもある。



「その他にも欲しい球団はあるはず。ベテランと呼ばれる年齢に差し掛かっているが老け込むには早い。本人のモチベーション次第ではまだやれるはず。例えば、契約面でば基本ベースを低くしてインセンティブを厚くするなどしてやる気を刺激すれば良い。条件次第では売り手市場になりそう。また本人次第では日本ハム復帰の可能性もゼロではない。ファンも喜ぶだろうし23年開場の新球場へ向けてウリの1つにもなる。ゴタゴタ続きの球団にとってもイメージアップにつながる」(在京テレビ局スポーツ担当)


「プロで11年間、お世話になった北海道のファンの皆さん、球団、裏方さん、チームメート。感謝の思いしかない」(16年11月7日)


 日本ハムからFA権を行使することを発表した際には涙ながらに語った。


「すごく興奮している。走攻守の1つ1つでチームに貢献したい」(16年12月19日)


 巨人入団会見では一転、当時の高橋由伸監督の前で笑顔で決意表明をした。


 あれから5年経ち、陽の立場はかなり厳しい状況となっている。これが現在の立ち位置ではあるが、関係者の話を総合すると戦力として考えている球団も少なくない。今オフ、陽はどのような進路を選択するのだろうか。そして来季以降、以前のような輝きを再び取り戻してくれるのだろうか。


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  • 捕手小林の時もロッテが欲しがると寝言を言ってたな
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  • �����Ǥ�������(^q^)�����Ǥ�������渡邊下僕からの脱却
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