ママスタ前回からの続き。投稿者さんの息子さんは、中学生になったら吹奏楽部に入りたいと考えているようです。しかしママである投稿者さんは「ぜひ運動部に」と切望しており、お互いの気持ちにすれ違いがあるのだそう。投稿者さんの「男の子のくせに吹奏楽部なんて……」との言葉からは苛立ちすら滲んでいるようにも見えますね。ママたちから投稿者さんに対してたしなめるような意見が上がるなか、「吹奏楽部に男子生徒がいるのは決して珍しいことではない」というコメントも寄せられました。
吹奏楽部で活躍する男子生徒は珍しくはない！
『うちの息子は2人とも中学で吹奏楽を始めました。長男は高校も続けて、大学の金管バンドでも吹いてます。次男も高校に入っても続けると言っています。音楽が身近にある人生って楽しいなと思います。音感もリズム感も耳もよくなった気がします。コンクールや演奏会を見に行くとも本当に楽しいです』
『うちの息子はオーケストラ部でバイオリンだよ。ドラムとギターも演奏できる。好きなんだよね』
『私が吹奏楽部だったけれど男の子も何人もいたよ！ チューバ、サックス、トランペットとか担当していてかっこよかった！ 大会のときには楽器を運ぶのも重いし、男手があると助かるよ！ 息子さんのことを応援してあげてほしいな〜』
『中高大学と吹奏楽部に属していました。男子生徒も結構いますよ。プロのオーケストラにも男性が多いですよね』
ご自身が実際に吹奏楽部に入っていた方や、お子さんが吹奏楽部に属していた方からの実体験によるコメントが集まりました。投稿者さんの「男の子のくせに吹奏楽部なんて」との口ぶりからは「男子が吹奏楽部に属するのはおかしい」という気持ちも含んでいるように思われます。しかしママたちの話によると、男子生徒が吹奏楽部で活躍しているケースは少なくないようですね。
楽器を演奏する男子はかっこいい！
楽器をひたむきに演奏する男性はかっこいい！ と歓声も湧きあがりました。
『吹奏楽なんてかっこいいじゃん。うちも息子が2人いるけれど、中学で吹奏楽部に入りたいって言われたら応援するなぁ。男の子が楽器を演奏する姿ってステキだと思う！ 私は部活をやらないのも全然オッケーだと思うし。自分の好きなことがハッキリしてるのはいいよね』
『なんで男の子は吹奏楽部はダメなの？ パーカッションや金管楽器をやっている男子は多いよ。木管もサックスやクラ、オーボエもかっこいいよ』
『自分が吹奏楽部だったけれど、楽器ができる男子ってかっこいいと思う！ サックスとかパーカッションの先輩がかっこよくて憧れてました』
『大人の男性で「趣味は楽器」って言われたら「おっ！」ってなるよ。サックスとかチューバとか「かっこいい」って思っちゃう』
「男子はやっぱり運動部じゃないと」と主張する投稿者さん。一生懸命に汗を流しながら運動をする姿は、見ているこちらまで応援したくなるものです。それと同様に、楽器を演奏する姿にも思わず見とれてしまう魅力があるのではないでしょうか。どちらのほうが優れているというわけではなく、何事も懸命に取り組む姿勢には心を打たれるものですよね。
子どもが好きなことを見つけられたなら、それがいちばん
「子どもが自分の好きなことを見つけられるのがいちばん！」とのコメントを残したママたちもいました。
『なんでも向き不向きがあるから、子どもがやりたいことがいちばん』
『男の子が吹奏楽部にいても別にどうも思わない。むしろ子どもがやりたいことをやらせてあげたい』
『いまだに性差別のようなことを言う人がいるんだね。本人がやりたいことをやるんだからどこに問題があるの？ 男だからなんて関係ないわ』
『なんでもいいから好きなことに打ち込める子どもに育っているだけで幸せだけれどな』
親であればわが子に対して、多かれ少なかれ「こうなってほしい」という思いがあるのは当然のことかもしれません。しかし子ども自身が自分の好きなことがあるのならば、親はそれをチャレンジするお手伝いをするべきではないでしょうか。わが子が自分でやりたいことを見つけられるのは、親としてもとても嬉しいことですよね。
「中学校では吹奏楽部に入りたい」と考えている息子さんとは裏腹に、「男の子のくせに吹奏楽部になんて入ってほしくない」と思っている投稿者さん。ママたちからは「息子さんが好きなことを応援するべき」との声が寄せられました。当然のことながら実際に部活で活動するのは息子さんです。「運動部で活躍してほしい」と考える投稿者さんの気持ちよりも、息子さんが実際に入りたい部活に入ることが大切ではないでしょうか。どの部活を選ぶとしても、息子さんがのびのびと好きなことに打ち込める部活を選べるといいですね。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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