ママスタ食事もトイレも寝ているときも常につきっきりになるなど、とにかく手がかかる乳幼児の子育て。徐々に子どもが年齢を重ねていけば意思疎通ができたり身の回りのことができてきたりして、少しずつ負担は減っていくことでしょう。ママスタコミュニティには「4歳になってから子育てが楽になったかも」というママからこんな投稿が。
『子どもが4歳になって「楽になったよー」って人いる？ 淡い期待なだけかもしれないけど、ここ最近少しそう思う』
何歳になってから「楽になった」と感じるかは、各家庭の事情や子どもの個性によってそれぞれでしょう。投稿者さんと同じように「4歳」という年齢がターニングポイントになったというママは他にもいたのでしょうか。今回はこの投稿に寄せられた声をご紹介します。
3〜4歳ごろから意思表示ができて聞き分けがよくなった！
『オムツもないし食事も大人とほぼ同じ物を食べられる。「暑い」「寒い」の意思表示ができる。 外出が少し楽にはなったかな』
『「魔の2歳児、天使の4歳児」とはよく言ったもんだと思ったよ。物分かりがよくなったし、ぐずらなくなった』
『めちゃくちゃ楽になった！ 体調悪くてグズグズだったのが「お腹痛い」とか「頭痛い」とかちゃんと言ってくれるから助かる』
『確かに3〜4歳が一番聞き分けがよかったし、手がかからなかったな』
『4歳になってめっちゃお利口さんになった。トイレもうんちのときだけお尻を拭けばいいだけだし、手も勝手に洗いに行ってくれる』
投稿者さんと同じように、4歳頃から手がかからなくなったというママの実体験が寄せられていました。自分で身の回りのことができるようになってくることで、「楽になった」と感じるママは多いようです。また「3歳を過ぎてからも十分楽になったと感じた」という声もあり、3〜4歳頃にママの子育ての荷が少し下りる傾向にあるようでした。
楽になった部分もあるけれど、そうではない部分もある
『「楽になった」と思ったのは年齢よりも、幼稚園に行くようになったから』
『5人いるけど4人は4歳がかなり楽だった。1人だけ4歳が一番大変だったけど（笑）』
楽になったのは年齢ではなく、環境の変化による影響を指摘していたママも。子どもが幼稚園に通い出してから、子どものできることが増え、ママ自身の自由時間も確保できるようになったことで「楽になった」と感じているママもいました。また複数の子どもを持つママからは「むしろ4歳が一番大変だった子どももいた」という声もあります。やはりというべきか、子どもの個性によって「楽になった」と感じる年齢は異なるようです。
『今度はできるのにやらなかったりまだまだ手助けが必要だったり。「早く自分でなんでもやってくれ！」という気持ちになる』
『世話は楽になったけどちょっとずつ難しくなってきたしイラッとさせられることも多々あり、それでいて幼さもまだあるから扱いがめんどい感じが出てきた』
一方で赤ちゃんやイヤイヤ期の子ども特有の大変さはなくなったものの、別の大変さが出てきたというママも。言葉も覚えて知恵もついた分、イライラさせられることも増えた！ という声もありました。
4歳は束の間の休息時間？ママの悩みは形を変える
『4歳になって楽になったのも束の間、7歳で反抗期のようになり、さらにグッタリした』
『束の間の休息時間。 小学生になったら新しい環境に慣れるまで大変。4歳で一度楽になったから余計に地味に堪える』
『小学生になるとまた赤ちゃんとは別の悩みがある。友達関係とか成績のこととか』
『母親ってずっと子どものことが心配で、でもある意味それが幸せだね』
『小1はまた大変になるけど、その後はあっという間に大きくなっちゃうから寂しいよ』
4歳で楽になった後には、小学校に入学してからまた新たな子育ての大変さが始まるという体験談もありました。4歳を過ぎても小学校の後には中学校、高校といつになってもママの悩みや心配事は尽きないのでしょう。しかし、そんな風に子どものことを思う時間が子育ての醍醐味とも言えます。
乳幼児期のバタバタと忙しない日々を過ごしていると「いつ楽になるのだろう」と先の見えない不安に襲われることもあるかもしれません。赤ちゃんやイヤイヤ期の子どもを前に精神的に辛くなっているママも、いずれ今の悩みが解消される時期がくる、「小さなゴール」はあると思うだけでも、毎日の子育てに少し余裕が持てるのではないでしょうか。
文・秋山悠紀 編集・しらたまよ イラスト・松本うち
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