オリックス・宮城が6回4失点で粘投も楽天相手に連敗「決めきれないピッチングになってしまった」

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2021年09月24日 23:54  ベースボールキング

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オリックス・宮城大弥投手<写真=北野正樹>
◆ 宮城が4戦連続勝ち星なしとブレーキ

パ・リーグ2位のオリックスが同3位の楽天相手に競り負け、1.5差に迫られた。

 オリックスの先発・宮城大弥は初回、二死一塁から4番・島内宏明にセンターへ適時二塁打を打たれ、先制を許してしまう。それでも打線が3回、一死走者なしから3番・紅林弘太郎の8号ソロで試合を振り出しに戻したが、直後の4回表に茂木栄五郎の犠飛で再び勝ち越しを許し、5回には一死一、三塁から浅村栄斗の二ゴロの間と、島内の適時打二塁打で計4失点。リードを3点に広げられた。

 6回を投げて、109球、被安打7の4失点で降板した宮城は、「打たれているボールは甘く入ってしまったし、追い込んでからも決めきれないピッチングになってしまった。ここ最近、チームに迷惑を掛けてしまう投球が続いているので、申し訳ない気持ちが強い」と、反省の弁を残した。

 打線は8回に一死一塁から、「監督に室内のゲージでバッティングを打つように言っていただいて、そのおかげでコンパクトにスイングして打つことができた」と振り返った杉本裕太郎がリーグトップに立つ28号2ランをバックスクリーンに放り込んで1点差に迫り、最終回には一死三塁の好機を作り出した。しかし、代打の若月健矢と福田周平が凡退して3−4で敗戦。同日の試合で首位・ロッテが敗れたため、その差「2.5」は変わらなかったが、3位・楽天には1.5差に迫られた。

 試合後、中嶋聡監督は「得点圏のバッティングですかね。連打は難しい投手だと思いますから、なかなか連打はないんでしょうけど、効果的な1本というところの差ですかね」と、楽天の先発・則本相手に度々好機を作りながらもう一押しできなかった打線に言及。言葉少なに試合を総括した。

 25日はオリックスが山本由伸、楽天は岸孝之が先発する。


取材・文=どら増田

このニュースに関するつぶやき

  • 宮城投手は、球種や配球パターン、投球フォームのクセなどを、だいぶ研究されてきている感じで、今まで通りには、勝てない状況が続いている印象です。
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