【福岡vs鳥栖プレビュー】シーズン5度目のダービーマッチに臨む福岡と鳥栖…直接対決の成績は福岡がリード

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2021年09月25日 00:52  サッカーキング

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サッカーキング

写真[写真]=宮地輝
[写真]=宮地輝
■アビスパ福岡 持ち味の堅守復活で好調をキープ。ホームの利を生かせるか



【プラス材料】
 後半戦のホームゲームは3勝1敗1分と勝ち越し。ホームで川崎フロンターレを撃破した第26節以降、直近の4試合は負けなしと好調を維持している。

 その要因のひとつが、中盤戦で崩れかかった守備を再構築したことだ。川崎F、徳島ヴォルティス、鹿島アントラーズを連破した3連勝はすべて完封勝利。前節は湘南ベルマーレと引き分けに終わったが、ボールを握られながらも後半アディショナルタイム6分までは無失点に抑えていた。守備の要であるDFドウグラス・グローリは「昨年から積み上げているスタイルが浸透し、出場機会の少ない選手も含め、(守備の)役割をしっかり果たせている」と好調の要因を語る。攻撃面でもFWフアンマ・デルガドが直近の2試合で3得点と好調を維持している。

 今季のサガン鳥栖とのダービーマッチは、2勝1敗1分でアビスパ福岡に軍配が上がっている。緊急事態措置でビジター席の設置がないこともプラスか。

【マイナス材料】
 湘南戦の試合終了間際に失点して勝ち点3を逃したショックは残っているか。一方の鳥栖も前節、大分トリニータとスコアレスドローで連勝が止まった。どちらが直前のドローを前向きに捉え、再び自分たちのスタイルを表現することにつなげるか。長谷部茂利監督は「(鳥栖は)球際が相当激しいチーム。そこで負けないようにしたい。失点数の少ない上位のチームを相手に、どこまでできるか」と見据えた。

 両チームとも堅守をベースにしたチームスタイルだが、リーグ戦の得失点数を比較すると、福岡は34得点・31失点、鳥栖は38得点・23失点。鳥栖の失点の少なさが際立つ。先制点をどちらが奪うかは、極めて重要なポイントだろう。

 今季負け越している鳥栖は、勝利への執念を見せてくるはず。熱いダービーマッチになることは間違いない。

文:新甫條利子

■サガン鳥栖 残留確定を追い風にできるか。懸念は頼れるフィニッシャーの不在



【プラス材料】
 プランどおりに試合を進めたが、1点が遠く、無得点に終わった前節の大分トリニータ戦。金明輝監督は試合後に「選手の質というか、積み上げてきたものはすごく良いものがあるのかなと思っている」と振り返った。前線からのプレスに後方も連動して動けたことが一番の収穫だった。

 基本的な戦い方を変えることはないだろう。今節もGK朴一圭を中心に、全員で攻めて全員で守る試合となるはずだ。東京五輪による中断期間中に補強した選手たちも機能し始めており、戦うメンバーも固定化された感がある。

 大分戦の結果により、J1残留が確定。来季もJ1で戦う資格を得たことで、よりアグレッシブに戦えるはずだ。より上位を目指してストロングポイントを前面に押し出すことができそうだ。

【マイナス材料】
 とはいえ、得点が取れなかった大分戦は勝ち点2を取り損ねたとも言える。再三のチャンスを決めきれば楽勝となっていた試合で、「1点が遠いゲームだった」と金監督も認めていた。あとは決めるべき人が決めるだけである。

 FWに入る選手は多様で、さまざまな形で攻め込むことができている。J1残留が確定したので、MF酒井宣福やMF小屋松知哉ら特長を持った選手には武器を生かし、自分のためにも結果にこだわってほしい。サイドからの崩しやセットプレーなど相手を押し込む形はできているので、あとは頼れるフィニッシャーの存在だけか。

 今節は“九州ダービー”となるだけに注目度は高い。結果が伴うと、自信にも変わるはずだ。

文:totoONE編集部

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