阪神、執念ドローも気になる佐藤輝明の状態…9回の代打について谷繁氏は「賭けに出るかなと…」

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2021年09月25日 07:22  ベースボールキング

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トンネルの出口が見えない阪神・佐藤輝明 (C) Kyodo News
◆ 42打席連続無安打

 リーグ2位と3位の直接対決になった“伝統の一戦”第1ラウンドは、互いに決めきることができず6−6の引き分け。

 阪神は土壇場9回に試合を振り出しに戻し、裏の大ピンチを中野拓夢と坂本誠志郎の好プレーでしのいでドローに持ち込んだ。




 「負けなかった」という点は前向きに捉えられる一方で、気になるのは前半戦のチームを牽引した“ゴールデンルーキー”の状態…。

 佐藤輝明は一軍復帰後2戦目となるこの日も快音なしに終わり、3打席無安打で連続無安打は「42打席」まで伸びた。

 9回は6−6と追いついてなおも無死二塁というチャンスで打席が巡ったが、ここは代打・島田海吏のコール。トンネル脱出のキッカケを掴むことはできなかった。



 9回の佐藤輝明への代打について、24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信氏は「賭けに出るかどうか、というところだったと思います」とベンチの心情を推察する。

 阪神ベンチは二塁走者、すなわち勝ち越しの走者を三塁に進めることを第一に考え、佐藤に代打を送った。一方で谷繁氏は、「40打席以上ヒットが出ていないという中で、もしあそこで佐藤に適時打が出ていたら、阪神はめちゃくちゃ勢いに乗るなと思った」とし、佐藤に賭けるという選択肢もあったことに言及。

 どちらが正解・不正解ということではなく、「ここは監督が考えることですからね。ひとつの勝利を取りに行ったということ」とまとめ、目の前の1試合にこだわった阪神ベンチの意図を解説した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』




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