大谷翔平、強打者として新たな称号 3戦11四球で球団&ア・リーグ新記録樹立

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2021年09月25日 14:30  ベースボールキング

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エンゼルス・大谷翔平
● エンゼルス 5 − 6 マリナーズ ○
<現地時間9月24日 エンゼルス・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が24日(日本時間25日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。この日も徹底した四球攻めに遭い、1試合4四球を記録した。これで直近の3試合で計11四球となり、球団とア・リーグの四球記録を塗り替えた。

 初回の第1打席は一死無走者でマリナーズの先発右腕・ギルバートと対戦。緩急をつけた組み立てで1ボール2ストライクと追い込まれると、最後は96.6マイル(約155キロ)の高め直球にバットが空を切り空振り三振に倒れた。

 3点を追う3回の第2打席は二死二塁の好機。しかし、2ボール後にマリナーズのサービス監督は敬遠を指示し、大谷は今季16度目となる申告敬遠で一塁へ。反撃のチャンスで勝負を避けられ、スタンドからは大ブーイングが沸き起きた。1点を追う5回の第3打席は二死無走者の場面で再び四球。これで直近3試合で9つ目の四球となり、3試合9四球はエンゼルスの球団新記録となった。

 2点を追う7回の第4打席は、無死一塁の場面で3番手左腕のミシェビチと対戦。カウント1−1から3球連続ボールとなり三たび一塁へ歩いた。1点を追う9回は一死無走者の場面で抑え右腕のシーウォルドと対戦。ここも2ボールになったあと、マリナーズのサービス監督は敬遠を指示。場内からは再び大ブーイングが響いた。

 3試合で計11四球は、2016年のブライス・ハーパー(当時ナショナルズ)と並ぶメジャータイ記録。同時にベーブ・ルースやレジー・ジャクソンらの偉人を抜き、ア・リーグ新記録となった。この日は1打数無安打、4四球1三振で打率は.255。46本塁打でランキング1位のゲレロJr.(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)とは1本差のままとなったが、徹底した四球攻めによりメジャーの球史に名を刻むことになった。

このニュースに関するつぶやき

  • かつてNPBでも、55本塁打がかかったバース・ローズ・カブレラと勝負しなかったし…。そもそも後を打つバッターが勝負強ければ大谷勝負もあるわけだが、ただ…。
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