ダウン症児の見事な油絵作品にエリザベス女王も感動 手紙の返事が届き親子で仰天

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2021年09月25日 16:40  しらべぇ

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しらべぇ

ダウン症がありながら、国際的に活躍する可能性を秘めた天才少女画家がポーランドにいることを、ご存じだろうか。同国の『THE first NEWS』や『Fakt』が伝え、イギリスの『Daily Star』なども紹介。多くのダウン症児、そして障害のある子供を育てている家庭に勇気を与えている。

■小さな町の天才画家

話題の少女は、ポーランド・ヴィエルコポルスカ県のリプカという小さな町に暮らす、小学6年生のワネッサ・ビコフスカ(Wanessa Bąkowska)ちゃん(12)。ダウン症がありながら、キャンバスと絵の具のセットを前にすると、天才少女画家としてのスイッチが入る。

プラスチックのカップ、風船、ビーズ、ラップなどを用いた特殊な技法を取り入れながら、週に1作品のペースで、脳裏に浮かんだ情景や色彩を感情のおもむくままに描いていくそうだ。

■家庭教師に英語を習う

昨年、ある作品がワルシャワの国立劇場で紹介され、大きな自信をつけていたワネッサちゃん。最近では「ダウン症があっても、こんな素晴らしい作品を描けるなんて」と、大人たちが驚く様子を見るのが楽しくて仕方がないそうだ。

家庭教師に英語を学び、イギリスへの興味を深めていたなか、力強いタッチと鮮明な色調による作品『The Earth(地球)』を完成させると、ワネッサちゃんはそれを憧れのエリザベス女王に贈ることに。英訳を助けてもらいながら、そこに自筆の手紙も添えてみた。

【画像】天才少女画家がエリザベス女王へ送った手紙を公開

■フォロワーにも報告

手紙では簡単な自己紹介の後、「私には素晴らしい先生とたくさんの友達、そしてママのカロリーナ、パパのラファウ、兄のアラン、姉のヌトカがいます。みんなのことが大好きです」と続けたワネッサちゃん。

さらに「ダウン症という障害がありますが、私は絵を描くのが大好きです。女王陛下に1つの作品をお贈りしたいと思います」とつづっている。ワネッサちゃんは2週間ほど前、そのことをFacebookの自身のページに報告してフォロワーをびっくりさせていた。

■女王からの返事が届く

エリザベス女王に「日常生活ではなかなか実践する機会はありませんが、ダウン症についてみんなが抱いている概念を打ち破り、不可能なことなんてないと理解してもらえるよう頑張っています」とも打ち明けたワネッサちゃん。それは、女王の心をも大きく揺り動かしたようだ。

6日、ビコフスカ家のポストに、スコットランドのハイランドにあるバルモラル城から1通の封書が届いた。そこはエリザベス女王が毎年の晩夏から数週間を過ごす、美しい休暇先だ。

■「大きな夢の実現です」

封筒を開けると、女王のために側近が代筆した手紙が入っていた。「事情により、女王陛下は個人的に手紙をしたためることはできません。でも、あなたが時間をかけて丁寧に書いてくれたお手紙に、心から感謝しているとのことです」とあり、作品『The Earth』への称賛の言葉がつづられていた。

まさか返事がくるとは期待していなかったため、ワネッサちゃんは大感激。『Fakt』紙の取材に、母親のカロリーナさんは「夢というのは、ひょっとしたら実現するように作られているのかなと思いました」と嬉しそうに語っている。

■エリザベス女王へ送った手紙

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