首位・ヤクルト、大量リードを奪い控え選手を起用 里崎氏が「良い作戦」と話すワケ

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2021年09月27日 08:14  ベースボールキング

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首位のヤクルト (C) Kyodo News
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−中日戦』で解説を務めた里崎智也氏が、勝っている試合に控え選手を起用することの良さについて言及した。

 この日のヤクルトは6回までに16得点を奪い、6回終了時点で16−0と大量リードで試合終盤を迎える。山田哲人、村上宗隆、青木宣親といった主力が試合終盤にベンチに下がった。

 里崎氏は「勝っている試合に、控え選手を起用することは良いことなんですよ」と話す。その理由について「日本人的な考え方だと、負けているときにレギュラー陣を休ませて、バックアップメンバーを使う傾向がある。ボビー・バレンタインが言っていたんですけど、勝っている試合に多くの選手を使うことによって、チーム全体で勝ちを共有できると話していたんですよ。自分もその勝ちを共有した。バッテリーも大量点差があるけど、1点でも差を縮められないように頑張る。そういったところに途中から出ていく選手たちが、何点差あっても緊張感の中で試合を最後まで戦うことができるらしいんですよね」と説明した。

 続けて里崎氏は「チームの勝ちを全員で共有できるから、いい流れと成長につながっていく。今のヤクルトは良い作戦ですよね。セカンドゴロを元山がジャンピングスローでアウトにするなど、途中から出る選手は点差関係なく、自分の役割を果たそうとして、高い集中力を持って挑むので、非常に良い形ですよね」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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