死者も発生するマダニに厚労省が注意喚起 『ゆるキャン』コラボも話題に

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2021年09月27日 12:51  Sirabee

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Sirabee

「社会のダニ」など嫌われ者の代名詞でもあるダニは、昆虫ではない節足動物の一種。アレルギーの原因となるチリダニ(0.3〜0.4ミリ)や夏場に室内で刺されてかゆくなるツメダニは身近な存在だが、成虫の体長が3〜8ミリにもなるマダニは屋外の草むらなどに生息している。

哺乳類や爬虫類から吸血したマダニは、満腹状態になると10〜20ミリ程度に成長。春から秋にかけて活発になるが、キャンプブームでもあり注意が必要だ。

■肌の露出を少なく

ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニにかまれることによって起こる感染症。人が野外作業や農作業、レジャーなどでダニの生息場所に入ると、ダニにかまれることがある。

草むらや藪(やぶ)など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなどして、肌の露出を少なくすることが大事となる。

■近年増加傾向の感染症

日本でマダニにかまれて感染する病気として知られているのが、日本紅斑(こうはん)熱だ。近年増加傾向にあり、2020年の発生件数は420件(速報値)と過去最多となった。症状としては、頭痛・発熱・倦怠感を伴い、死に至ることもある。

また、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染した患者は、これまでに国内で641人にのぼり、うち80人が死亡。6日〜2週間の潜伏期間を経て、発熱、消化器症状、意識障害などを引き起こす。

■新たな感染症を発見

さらに、北海道ではマダニが媒介する新たなウイルス感染症「エゾウイルス」を、北海道大学などの研究チームが発見。マダニや野生動物にもエゾウイルスが感染しており、道内に定着している可能性があるという。

このような状況下、2013年にはマダニに対する虫よけ剤が新たに認可された。現在はディートとイカリジンの2種類の有効成分入りのものが市販されている。これらの虫よけ剤を使用することで、マダニの付着数は減少するという。

■予防啓発のため人気アニメとコラボ

そんな中、厚労省は予防啓発を図るために、テレビアニメ『ゆるキャン△』シリーズとコラボしたポスターを作成。今回コラボした『ゆるキャン△』は、山梨県や静岡県を舞台に、女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送る様子を描いた人気アニメ。

2021年1月からは、『ゆるキャン△SEASON 2』が放映されており、2022年には映画『ゆるキャン△』の公開が決定している。

■マダニを取り払わないこと

厚労省感染症情報管理室は、しらべぇ編集部の取材に対して「まずマダニにかまれないようにすることが大事。もしかまれてしまった場合は、マダニ自体を取ったり、払わないことが必要」と話す。

「かまれたマダニを取り払うと、マダニの体液が人体で逆流することがあるので、そのまま医療機関へ直行するように」とアドバイス。

このニュースに関するつぶやき

  • 裏技。 キンチョールみたいな殺虫剤をかけると離れる。かぶれるかもしれんが、手で引きちぎるのは厳禁だ。
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  • ダニは怖いわ。子供を半袖短パン姿で公園で遊ばせてたら、こんな風に咬まれた事がある。侮れないよ。http://photo.mixi.jp/view_photo.pl?owner_id=6947640&photo_id=2553948279
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