手作りのご飯を「まずい」と言って食べないわが子……どうすれば食べてくれる?

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2021年09月27日 15:11  ママスタジアム

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毎日きちんとした食事を用意しているにもかかわらず、好き嫌いなどから子どもに受け入れてもらえないこともあるでしょう。しかしせっかく作ったものを食べてもらえないというのは、ママにとってはとても辛いこと。ママスタコミュニティに相談をくれたあるママも、「いくら心を込めて作っても、子どもにご飯を食べてもらえない」と悩んでいます。
『子どもが食べ物の好き嫌いが激しくて、もう無理。毎日ごはんに文句を言われて、「あれが嫌い、まずそう、おいしくない」と言われる。でも給食は毎日完食らしい。友達からは「料理に工夫が足りない」とか、「上達する努力が足りない」と言われる。たしかに料理は苦手だし、今でも下手だと思う。それでも本やアプリのレシピを見ながら毎日毎日作ってきた。刻んだり、隠したり、調味料もあれこれ調整した。どうしたら食べてもらえるの? 毎日毎日頑張りを否定されているようでつらいよ』
子どもに食べてもらいたい一心で工夫しながら作った食事をことごとく拒否されてしまっては、作りがいがなく心が折れてしまうのも仕方のないこと。今回の投稿者さんもその1人、子どもが食べてくれないことで気持ちに限界が近づいてきている様子です。しかし「子どもの好き嫌い」は、投稿者さん以外に悩みを抱えているママも多いようで、多数の共感コメントが寄せられました。

ご飯を食べないわが子を前に途方にくれるママたち……

『投稿者さんに完全同意。子どもが3人いて、特に食に興味のない2人は本当にひどいものです。真ん中の子は食に興味があるから一応いろいろ食べてくれるけれど、中学生になる長男は食が細すぎる。3番目は毎日卵かけご飯。本当に情けないけれど、どうして良いのかわからない』
『うちも全く同じで毎日つらい。解決方法がわからない』
『うちもだよー! 3人子どもがいて3人とも! 離乳食のときから野菜を食べなかったし。今日もご飯に文句を言ってきたから喧嘩したわ! 4歳児と! でも最近は無視することもあるよ。「嫌いな物を食べなくても死なないし」と自分に言い聞かせている。そうでないと、こっちがまいってしまう』
わが子が作ったご飯を食べてくれないとなれば、当然作った本人であるママたちはがっかりしてしまいます。「このままではいけない」という思いがありながらも解決策を見出せないもどかしさ、寄せられたコメントからは葛藤する胸の内が伝わってきます。

作ったご飯を食べない子ども。できそうな対処方は?



一緒にご飯を作ってみる

『子どもと一緒にご飯を作ったことはあるかな? さすがに自分で作ったものなら、おいしくないとは言わない気がする』
もしもこれまでずっと投稿者さん1人で食事を作り続けてきたのであれば、子どもと一緒に作ってみるのはいかがでしょうか? アドバイスをくれたママの言うように、自分で作ったものを否定するようなことはきっと言わないでしょうし、もしかしたらいつもより食べてくれるかもしれません。それに実際に作ってみれば、きっと子どももご飯を作る大変さを知ることがでますよね? 「こんなに大変なのか」と実感とできたなら、文句を言うことをやめ、食べる努力をしてくれる可能性もあります。「子どもの気持ちに変化起こす」という意味で、実践してみる価値はありそうですね。

厳しい姿勢を見せてみる

『「まずそう」なんて言ったら、私はご飯を下げる。「じゃあ食べなくて結構、はいごちそうさま! おやすみなさい!」と強制終了するね』
『そんなことを言われたら、ご飯は作らない。「お母さんのご飯はまずいんでしょ、自分で家族のご飯作って」と頼む』
『投稿者さんがそうやって頑張るから、子どもがわがままになったんじゃない? 「出されたものを黙って食べろ、文句を言うなら食べるな」、私はこのスタンスなので、わが家の子どもたちは多少の好き嫌いはあるにせよ、大抵のものは食べるよ』
子どもが食事を拒否するのは、もしかしたら食べなくても投稿者さんが許してくれるとわかっていて、それに甘えているからなのではないでしょうか? 「また作ってくれる」と見越して発言しているのかもしれません。もしそのような気持ちがあるならば、投稿者さんの対応が変わらない限り、同じことを繰り返す可能性があります。少し厳しいかたちになりますが、「もう食べなくて良い!」と一度つっぱねてみるのも、子どもにできる新しい働きかけになってくるのかもしれませんね。

少量でも食べさせるようにする

『媚びたらおしまいよ。食べてくれるかしらとオドオドしていたら、ずる賢い子は見透かしてなめてかかるよ。アレルギーじゃないなら、少ない量からコンスタントに食べさせていく』
食べてもらいたい一心で子どもの都合ばかり考えてしまうと、そんな気持ちを見透かされてしまうこともあるでしょう。まずは全く食べないことを許すのでなく、1口2口食べさせることから始めてみてはいかがでしょうか? 完食するようになるには多少時間がかかるのかもしれませんが、少しずつ進めていくことで、ママの料理に子どもが慣れていく場合もありそうです。

もう少し長い目で見てみると、少しだけ気持ちが楽になるかも!



「愛情込めて作った食事をわが子に受け入れてもらえない」というのは、ものすごくつらいことですよね。筆者も投稿者さんと同じような思いをしたことがあるので、「食べてもらえないつらさ」は痛いほどよくわかります。きっと成長過程にある今、栄養を考えながら作った献立を完食してくれたなら……そう思えば思うほど悲しくなってしまうのですよね。だからこそとてもつらい状況にあるのだと思いますが、投稿者さんの場合、幸いにも学校では給食を完食できています。「最低限の栄養は確保できている」と考え、もう少し長い目で見守ってみてはいかがでしょうか? 「すぐに食べれるようになるのは無理だろう」と思いながらママたちのアドバイスを試していくのもいいでしょう。もしかしたらアドバイス以外のところで、投稿者さんなりの打開策を見つけられるかもしれません。

今は文句を言われて落ち込むことばかりの毎日かもしれませんが、子どもも成長して「毎日手作りの食事があることのありがたみ」に気付けたなら、作った料理に込められたママの愛情にもきっと気付けるようになるはず。たとえ食事を受け入れてもらえなかったとしても、これまでの努力は決して無駄ではありません。愛情まで否定さてしまったと落ち込むことなく無理のない程度でできる食事づくりを、ママスタコミュニティのママたちと共に応援しています。

文・こもも  編集・古川純奈 イラスト・Ponko

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