赤ちゃんが誕生し3世代で同じ誕生日になった家族(画像は『Liverpool Echo 2021年9月22日付「Family defy the odds with three generations sharing the same birthday」(Image: Steven Hill)』のスクリーンショット) 誕生日が同じ人に出会うことはあるだろうが、家族同士が同じ誕生日というケースはそう多くはない。イギリスに住む50歳男性は妻と娘の誕生日がともに「9月22日」だったが、まったく同じ日に孫娘が生まれたという。『The Mirror』『Liverpool Echo』などが伝えている。
【この記事の他の写真を見る】
英リバプールのウェストダービーに暮らすスティーブン・ヒルさん(Steven Hill、50)一家にとって、毎年「9月22日」は特別な日だ。
というのもスティーブンさんの妻であるポーリンさん(Pauline、53)の誕生日は1968年9月22日、娘ローラさん(Laura、33)の誕生日は母親とちょうど20年違いの1988年9月22日だからだ。
そして今年の9月22日、ローラさんの第2子となるソフィア・ローズちゃん(Sophia Rose)が誕生したことで3世代で同じ誕生日を迎えることとなった。
一家にとってさらに特別な日となったこの日「プレゼントを買うのが大変になる」と話したスティーブンさんは、3人を祝うために「お母さんの誕生日おめでとう」「娘の誕生日おめでとう」「孫娘の誕生日おめでとう」と書かれた3つの風船を用意したそうだ。
スティーブンさんは、ソフィアちゃんが誕生した時のことをこのように語っている。
「ローラの出産予定日は9月19日でした。実は33年前に出産した妻の予定日も同じ日で、妻は数か月前から『絶対に私たちと同じ誕生日に生まれてくる』って言っていました。そしてローラは実際に日付が22日に変わった午前2時30分、7.13ポンド(3234グラム)のソフィア・ローズを出産したのです。」
さらに、「ローラが生まれてから、妻はちゃんとした誕生日を迎えられませんでした。娘であるローラのお祝いがメインになってしまうからです。でもこれからはソフィアが主体になるでしょう。なのでローラには『今までお母さんがしてくれたお祝いを、今度は娘のためにやるんだよ』と伝えました」と明かした。
実は誕生日当日、スティーブンさんは妻と娘の合同誕生日会を開く予定だったが、ローラさんの陣痛が起こることを想定してあくまで“仮の予定”と考えていたという。
スティーブンさんは今後、9月22日に3つのプレゼントを買わなければならないと明かすも「孫の誕生を祝って今夜は祝杯を上げます。やっぱり賭けをしておくべきでしたね。うちには9歳のヨークシャー・テリアもいて、この子の誕生日も9月22日なのです」と嬉しそうに述べていた。
画像は『Liverpool Echo 2021年9月22日付「Family defy the odds with three generations sharing the same birthday」(Image: Steven Hill)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)