中山適性の高さを感じさせるスクリーンヒーロー産駒・ウインマリリン

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2021年09月27日 19:40  netkeiba.com

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写真▲ウインマリリンが3つめの重賞制覇 (撮影:武田明彦)
▲ウインマリリンが3つめの重賞制覇 (撮影:武田明彦)
【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・9/26 オールカマー(GII・中山・芝2200m)

 好位を追走したウインマリリンが直線で馬群を割って抜け出しました。これで3つめの重賞制覇です。ラスト200mで前が詰まり、進路を立て直すロスがあったので、1.1/2馬身という着差以上に強い競馬でした。ウインマーレライ(ラジオNIKKEI賞)の半妹にあたり、マイネヒメル、イペルラーニオ、ウインヴォラーレなどきょうだいはコンスタントに走っています。

 父スクリーンヒーローは現役時代にジャパンCを制し、種牡馬としてもモーリス(年度代表馬)、ゴールドアクター(有馬記念)、ジェネラーレウーノ(セントライト記念)などを出して成功しています。本馬は重賞初制覇が東京コースで、オークスでも2着と健闘していますが、スクリーンヒーロー産駒は東京芝よりも中山芝のほうが成績良好。日経賞や今回の勝ちっぷりを見ると中山適性の高さを感じさせます。有馬記念に出てくればおもしろいかもしれません。

◆今週の血統Tips

 スプリンターズSはミスタープロスペクター系が強いレースです。中山競馬場で行われた直近10回の連対馬20頭のうち、同系に属する馬が過半数の11頭連対しています。わが国はサンデーサイレンス系が強く、ビッグレースも例外ではありません。しかし、スプリンターズSは当てはまりません。

 登録馬のなかでこの系統に属するのは、カイザーメランジェ、ダイメイフジ、ダノンスマッシュ、ファストフォース、ボンボヤージ、モズスーパーフレア、ロードアクアの7頭(故障したヨカヨカを除く)。今年は昨年ほど時計を要する馬場ではなく、かといって高速馬場でもありません。週末に接近する台風がどの程度雨を降らせるのか、それが鍵となりそうです。

 (文=栗山求)
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