AKBに韓流、“推し活”にハマりすぎて「気づいたら財産差し押さえ」ファンの驚愕実態

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2021年09月28日 08:00  週刊女性PRIME

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写真※イラストはイメージです イラスト/こうき
※イラストはイメージです イラスト/こうき

 好きなもの、応援する人を“推し”と表現するようになって数年。その活動は“推し活”、“推しごと”などと言われるように。推しのいる生活は潤いを与えてくれる一方で、生活が破壊してしまうことも。今回は推しが強すぎて痛い目見ちゃった2人の女性が登場。彼女たちの“推しごと”とは?

推しは“毎日を頑張ることができる理由”

 現在放送中のドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)は、乙女ゲームを手がけるベンチャー企業の女社長が自分の推しキャラクターそっくりな青年と出会い、理想の男に育てていくラブコメディー。推しのために奮闘し、それに応えるように成長していく青年。そんな2人の姿に、キュンキュンしている人が続出。

 そもそも“推し”とは、自分が評価や応援をしたいと思う人・物を指す際に使われるのが一般的。“推し活”は、その“推し”を応援するさまざまな活動のことだ。

 推しがいる生活とは、一体どんなものなのか。推しを最優先にした女性2人に話を聞いてみると、人生を楽しく豊かにするだけではなかったようで─。

推しで詰んだ人(1)
〜EXOに夢中になりすぎて財産差し押さえにあっても推しをやめなかった女〜

今となっては笑い話ですが、当時は結構焦りました

 そう話すのは、韓国アイドル『EXO』に夢中になりすぎて“財産差し押さえ”という経験をしたT子さん。もともとファンだった先輩に、日本初ミーティングに連れていってもらったことがきっかけで、メンバーのシウミンに目を奪われたという。

メンバーの中では小柄なほうで、可愛らしいなという印象でした。ファンに目いっぱい愛嬌を振りまく一方で、パフォーマンスになると一気に男らしくなるギャップを目の当たりにした私は、“このアイドルを推す……”と心に決めたんです

 T子さんはとにかく現場主義。日本はもちろん、国内外問わず行けると思ったライブのチケットは必ず取っていた。

ライブが開催されるのは基本的に土日。そのため毎週末、韓国に行っていた時期もあります。金曜日の夜に職場から空港へ向かい、深夜便で渡韓。土日のライブに参戦して、月曜日の早朝便で帰国。空港からそのまま直接、出社することも

 推しに会うための交通費や宿泊代は惜しまなかったという当時は、20代半ば。「今はもう、そんなバイタリティーは残っていません」と笑う。

「私にとって、推しは“毎日を頑張ることができる理由”だったんです。アイドルとして輝き、成長を続ける推しがとても誇らしかったし、“私も推しに恥じないように生きたい!”と思わせてくれる存在でした」

自分の生活を疎かにしてでも……

 しかしある日、T子さんは自分の口座残高の異変に気づく

あれ、なんかケタが違う……? って(笑)。記帳する習慣もなく、お金を下ろすタイミングもバラバラでしたが、さすがに100万円単位で減っていたら不審に思いますよね

 そこで心当たりとして浮かんだのは、『至急開封』の文字が大きく印字された、ずっと放置している自治体からの封筒の山。

都民税や国民健康保険などの支払いをしていなかったんです

 放置していた理由を聞くと

「届いていることは知っていましたし、中身が督促状というのも把握していました。把握していながらも後回しにしてしまったんですよね」

 そのツケが国からの強制徴収。差し押さえされた金額が書かれている手紙も、その後、確認したという。

自分の生活を疎かにしてでも、推しを追いたかった。私のズボラな性格も、このことをきっかけに少しはマシになったと思います(笑)

 先述の“推しに恥じない生き方”とは……? と考えさせられるが、本人が立ち直っているなら問題ないだろう。

推しで詰んだ人2
〜まゆゆを追って全国飛び回りデートより推し優先で恋人と別れた女〜

あのとき、自分の“推し方”を貫いたことに後悔はしていません。彼氏より推しのほうが大切だったので(笑)

 今から約10年ほど前、大学生だったK美さんは、4つのバイトを掛け持ちする生活を送っていた。

「ザ・アイドルな顔立ち、サラサラの黒髪にきれいな白肌、絶妙な萌え声……。“天使舞い降りてきたじゃん”と本気で思いましたね」

推しは推せるときに全力で推す

 K美さんの推しは、女性アイドル『AKB48』の“まゆゆ”こと渡辺麻友。グループ4枚目のシングル『BINGO!』のMVを見て、釘づけになったと話す

学費と生活費だけでもカツカツだったのに、握手券目当てでCDの複数買いは当たり前。切り詰められるのは食費だったので、もやしだけを食べていた時期もあります

 そんなK美さんは、SNSのファンコミュニティーで知り合った、自分と同じ“まゆゆ推し”の男性と意気投合。イベント会場などで何度か顔を合わせるうちに、交際へ発展したそう

「同じアイドルを応援できる人だったので、最初はすごく楽しかったです。でも次第に彼が、私の推し活に意見を言ってくるようになり……」

 CDやDVDなど、リリースされたものはすべて購入し、遠征することが当たり前だったK美さんだが、

彼は自分の地元公演に行ければ満足するタイプ。私が日本全国飛び回ることに対して、“もっと俺との時間をつくってほしい”と。それなら一緒にコンサートに行こうよって誘っても、そうじゃないって言われてしまって

 どこまでも“まゆゆ優先”の彼女に、不満が募り続けた彼氏。そのうちケンカも増え、推し活を心から楽しめなくなってしまったK美さんから別れを切り出したという。

嫌いになって別れたわけではないのでしばらくは落ち込みましたが、アイドルは、いつ表舞台から姿を消すかわからない。推せるときに全力で推さないと、という使命感が、当時はいちばん強かったのだと思います(笑)

 2017年に、まゆゆはAKB48を卒業。芸能界からも昨年引退している。

「まゆゆの卒業を機に私もファンを卒業しました。私の青春そのものですね」

 引退した今でも、そう思わせてくれるアイドルはやっぱり尊い!

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