「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」が、サステナブルとエシカルにフォーカスした新ストアコンセプトを反映した「アクティビストワークショップ」の出店を積極的に進めている。創業当初から推進しているサステナブルやエシカルの考えを体験できるコンテンツを展開し、ブランドメッセージをより色濃く反映する。9月16日には関東エリアで初のアクティビストワークショップが東武百貨店 池袋本店にオープン。今後は福岡パルコ店(9月23日)、アミュプラザ鹿児島店(9月30日)、さんすて岡山店(10月14日)の出店を控えている。
ザボディショップの日本事業は、昨年イギリスのザ・ボディショップ・インターナショナル・リミテッド(The Body Shop International Limited)がイオンから引き継いだ。社長には、フルラ初の日本人社長として手腕を振るった倉田浩美氏が就任。本国直下での運営になったことで、ブランドが大切にするパーパスの体現がよりクリアになったことに加え、よりサステナブルでエシカルな商品展開により、日本市場はブランドが大きく成長するポテンシャルを秘めたマーケットとして位置づけられているという。マーケティング面ではデジタル活用や若年層訴求の視点で効果的な施策を検討していく。グローバルでは、2023年までに約3700におよぶ全成分でヴィーガン認証を取得することを発表。現在も順次処方を切り替え、新商品はすべてヴィーガン商品となる。