先端技術で対中規制強化=米、EUと検討―29日協議会

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2021年09月28日 21:02  時事通信社

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写真バイデン米大統領(右)と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長=6月、ベルギーの首都ブリュッセル(EPA時事)
バイデン米大統領(右)と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長=6月、ベルギーの首都ブリュッセル(EPA時事)
 【ワシントン時事】米国と欧州連合(EU)は29日、先端技術の国際ルール作りを目指す「貿易・テクノロジー協議会」を米東部ペンシルベニア州で開く。双方は中国をにらみ、「軍事転用可能な先端技術」「人権侵害を助長する監視技術」の輸出規制を厳格化する方向で検討。会合後に発表される共同声明にこうした方針が盛り込まれれば、先端技術で台頭する中国との「ハイテク摩擦」が激しさを増しそうだ。

 バイデン米政権は「経済安全保障」の観点から同盟国との連携を強化している。24日の日米豪印4カ国(通称クアッド)首脳会議は、半導体の国際サプライチェーン(供給網)構築に向けた協力を打ち出した。EUとの協力も、中国を念頭に置いた取り組みの一環だ。

 米・EUは6月の首脳会談で協議会の設置を決定。輸出規制や半導体供給網、人工知能(AI)、投資審査、強制労働など10分野の作業部会も整えた。29日は初会合で、双方の経済閣僚らが出席する。共同声明は会合後に発表される見通し。

 会合に先立ち、米政府高官は半導体の対中輸出規制について「多国間で行うのが最も効果的だ」と述べた。

 米側は、トランプ前政権時から制裁を科す中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)製品など中国製機器の世界的な締め出しを加速させる狙いもある。

 新型コロナウイルスの世界的流行で不足している半導体の供給網強化も喫緊の課題。半導体は経済・軍事両面で重要性が高まっており、米高官によると、米・EUは生産面で中国や台湾に依存している現状を見直し、調達先の多様化を図る考えだ。米欧間で供給網の弱点を補完し合う方策も議論する。

 中国は新疆ウイグル自治区の人権問題で欧米に批判されているほか、東・南シナ海での一方的な現状変更の試みが地域の脅威になっている。 

このニュースに関するつぶやき

  • だったら中国人を自分達の国に入れないでくれよ・・・。
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  • 膨大な基礎研究に支えられている先端技術に膨大な開発費をつぎ込むのはバカだ。買ったり盗んだりする方が安くて手っ取り早いというのが中国の考え方。そこを塞ごうというわけですね。
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