「旅立つ前にチョコを」 獣医師がペットと飼い主に贈る真心にSNSユーザー感涙

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2021年09月29日 08:41  しらべぇ

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人間にとっては美味しいものでも、犬の健康には良くないとされるチョコレート。それを診察室に用意しているという獣医師に、『The Sun』など海外のメディアが注目した。

■ある獣医師の優しさ

アメリカ・アラバマ州で勤務するある獣医師が、死を迎える犬たちに贈り物をあげていることをSNSで明かした。

それは、犬にとっては有害なチョコレート。この獣医師は個包装の小さなチョコレートを「さよならのキス」と書かれた瓶に入れて常備しており、病気などやむを得ない事情で安楽死させねばならない犬に与えているというのだ。

「チョコレートの味も知らないワンちゃんを、天国に行かせるわけにはいきません」。そう主張する優しい獣医師の投稿は、多くの愛犬家の胸を打った。

■犬と飼い主に対する思いやり

獣医師はメディアの取材にも応じ、「つらい思いをしているワンちゃんを、できる限りなぐさめてあげたいのです」とコメント。「こういうおやつを(元気な)ワンちゃんに与えることはお勧めしませんが、最後の瞬間に特別な物をあげることは大事だと思います」「満腹のワンちゃんが愛に満たされて旅立つことに、飼い主さんもなぐさめられるようです」とも語った。

またこの獣医師は、「ペットを飼う子供たちにとっても、初めてのつらいお別れになるケースがとても多いのです」とも述べた。犬の不安な思い、そして見送る家族の悲しみに、この獣医師はしっかりと寄り添っている。

■経験者から共感の声も

この投稿に多くの人が共感し、「涙がこぼれた」とインターネットに書き込んだ。中にはペットを看取ったことのある人たちからのコメントもあり、「たった今、うちの犬が亡くなりました」「その直前にチョコレートをあげたら喜んで食べてくれました」という経験談も書かれている。

体調悪化などで落ち着かない動物も、人間の愛情や思いやり、そしてチョコレートの甘さになぐさめられるようだ。

■「家で動物を飼ったことがある」6割近く

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,733名を対象に調査した結果、全体の58.0%が「家で動物を飼ったことがある」と回答した。

動物の世話をしっかり続け、家族として大事に扱ったとしても、多くのペットは人よりも寿命が短く、飼い主はほとんどの場合で見送る側になる。それでも最後の瞬間まで思いやり支えてあげることは、死を迎えるペットだけでなく、看取る側にとっても癒やしになるようだ。

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