バルセロナ、CLでクラブ史上初の開幕2連敗…ベンフィカが3得点で粉砕

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2021年09月30日 05:54  サッカーキング

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ベンフィカがホームでバルセロナを粉砕 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第2節が29日に行われ、ベンフィカ(ポルトガル)とバルセロナが対戦した。

 ベンフィカは3分、ボールを奪うと素早い切り替えからダルウィン・ヌニェスが味方のスルーパスを受けて抜けると、最後は右サイドから切り込んでニアに自分で流し込む。GKの手の先を抜けてゴールネットを揺らして先制に成功した。

 バルセロナは10分、フレンキー・デ・ヨングが完璧な裏への飛び出しを見せるとGKとの1対1でパスを選択。ボールを受けたルーク・デ・ヨングのシュートは相手DFにカットされてしまう。そのこぼれ球をペドリが押し込むが味方に当たる。30分にもフレンキー・デ・ヨングからルーク・デ・ヨングの連携からゴールを目指すがシュートが枠に飛ばない。

 バルセロナは33分、すでにイエローカードを一枚もらっているジェラール・ピケを早くも下げてガビを投入する。しかしスコアは動かず、バルセロナは1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 ベンフィカは52分、バルセロナのDF裏にボールが入ると、クリアのためにGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが高い位置を取った隙をヌニェスが逃さない。ヌニェスはGKを交わして無人のゴールにロングシュートを放つがゴールポストに嫌われる。

 反撃したいバルセロナは57分、ロナルド・アラウホがヘディングでゴール前にボールを落とすと最後はルーク・デ・ヨングが押し込む。しかしボールはポストに当たって決定的なチャンスを得点に繋げられない。直前に救われたポストに見切られた結果となった。

 バルセロナは68分にフィリペ・コウチーニョやアンス・ファティら3選手を交代し、得点を狙う采配。しかしその直後の69分、ベンフィカはジョアン・マリオとロマン・ヤレムチュクのワンツーから最後はラファ・シルヴァが押し込んで追加点。バルセロナを2点差に突き放した。

 バルセロナは78分にさらなる悪夢が襲い掛かる。VARの介入でオンフィールドレビューが行われ、セルジーニョ・デストのハンドが取られてPKを献上。先制点を挙げたヌニェスがGKの逆を突いて決め、バルセロナから3点目を挙げた。

 バルセロナに襲い掛かる困難はそれだけにとどまらず、88分にエリック・ガルシアが二枚目のイエローカードを受けて退場。3点ビハインドで数的不利を強いられることとなった。

 そのまま試合は終了し、ベンフィカがバルセロナに3−0で快勝。UEFA公式の記録では枠内シュートが0に終わったバルセロナは2試合連続3発完封負けを喫し、チャンピオンズリーグではクラブ史上初の開幕2連敗となった。なお、UEFAのコンペティションでは1972−73年のUEFAカップ以来の出来事となっている。

【スコア】
ベンフィカ 3−0 バルセロナ

【得点者】
1−0 3分 ダルウィン・ヌニェス(ベンフィカ)
2−0 69分 ラファ・シルヴァ(ベンフィカ)
3−0 79分 ダルウィン・ヌニェス(PK/ベンフィカ)

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