チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第2節が29日に行われ、バイエルン(ドイツ)とディナモ・キエフ(ウクライナ)が対戦した。
ホームのバイエルンは12分、CKをジョシュア・キミッヒが蹴ると、PKを獲得。これをエースのロベルト・レヴァンドフスキがきっちりと決めて幸先良く先制する。
さらに27分には、中盤でニクラス・ジューレがボールをカットすると、速攻からトーマス・ミュラーがラストパス。すると、これに抜け出したレヴァンドフスキが空いたコースを確実に射抜き、この日2ゴール目で追加点を奪った。
後半も攻撃陣の止まらないバイエルンは、68分に速攻を繰り出すと、レロイ・サネが右から駆け上がったセルジュ・ニャブリにラストパス。そのままフリーで受けたニャブリが右足を振り抜くと、強烈なシュートはバーを叩いてゴールとなった。
そして続く74分には、サネが左サイドでボールを持つと、クロスかと思いきや直接ゴールを強襲。これをGKも弾き出しきれず、意表を突いた一撃で追加点。さらに終盤の87分には、クロスに頭で合わせたマキシム・チュポ・モティングの得点も生まれ、バイエルンが5ゴールと圧巻の攻撃力を見せつけた。
試合はこのまま終了。バルセロナ戦の勝利に続き、バイエルンは2連勝を飾って好調な滑り出しを見せている。
次節は10月20日、バイエルンはベンフィカと、D・キエフはバルセロナとそれぞれアウェイで対戦する。
【スコア】
バイエルン 5−0 ディナモ・キエフ
【得点者】
1−0 12分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バイエルン)
2−0 27分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
3−0 68分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
4−0 74分 レロイ・サネ(バイエルン)
5−0 87分 マキシム・チュポ・モティング(バイエルン)