チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、ユヴェントス戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が29日に行われ、チェルシーはアウェイでユヴェントスと対戦。後半開始10秒にフェデリコ・キエーザに先制点を許すと、支配率は66パーセントを記録し、シュート本数もユヴェントスの倍以上となる15本を放ったものの、最後までゴールを奪うことはできず敗戦。25日に行われたプレミアリーグ第6節のマンチェスター・C戦に続いて2試合連続で0−1での敗戦となった。
完封負けを喫したトゥヘル監督は試合後、イギリスメディア『BT Sport』で「このレベルで後半の最初の数秒であのような簡単なゴールを許してはならない。私たちのような守備組織を持っていて、次に何が起きるか予測することができれば、通常なら常に防ぐことができるものだ。あれが代償となった」と後半開始からわずか10秒での失点を嘆いた。
また、トゥヘル監督は「彼らはとても深い位置で守り、受け身だったので、自分たちのリズムを作るのに苦労してしまった。自分たちのインテンシティを見つけることに苦労した。でも、これは見つけていかなければならないことだ」と試合を振り返り、次のように続けた。
「昨日のトレーニングはとても良かったが、今日は十分ではなく、十分に自由ではなかった。理由はわからないが、チーム全体がそうだった。私は少し遅く、疲れていて、判断も遅かったように感じた。だから、分析するのには奇妙な試合になってしまった」