明治安田生命J1リーグ第31節が2日に行われ、アビスパ福岡と清水エスパルスが対戦した。
最初のチャンスは福岡。13分、左サイドからダイレクトパスで繋いでいき、最後は杉本太郎が右足のシュートを放つも、相手GK権田修一にセーブされる。
一方の清水も20分にチャンス。原輝綺のクロスを福岡DFエミル・サロモンソンが処理を誤ったところをチアゴ・サンタナが狙うが、シュートは枠の外へ。
試合は27分に動く。清水は藤本憲明がセカンドボールを拾い、そのままシュートまで持ち込む。これは相手GK村上昌謙に防がれるも、こぼれたボールをサンタナが押し込んで清水が先制。このまま1点リードで試合を折り返す。
後半開始早々にも試合が動く。48分、右サイド西澤健太のクロスを、カルリーニョス・ジュニオが右足ボレーで決め、清水が2点リードとする。
58分、福岡も途中出場の渡大生の落としから山岸祐也がシュートを放つも、相手DFに防がれた。続いて64分に杉本がドリブルから左足でシュートを放つも枠の外へ。68分にも渡がヘディングシュートを放つも相手GK権田の正面へ。
猛攻を仕掛ける福岡は81分、左サイドから志知孝明がクロスを上げると、途中出場のジョン・マリが反応。1度は相手GK権田に防がれるも、再び押し込み福岡が1点を返す。
さらに福岡は86分にもチャンスを迎え、ルーズボールを拾った渡がドリブルで相手をかわして左足のシュートを放つも枠外へ。
試合はこのまま終了し、清水は2試合ぶりの勝利。一方の福岡は6試合ぶりの敗戦となった。次節、福岡は16日に神戸とアウェーで、清水は同日柏とホームで対戦する。
【スコア】
アビスパ福岡 1―2 清水エスパルス
【得点者】
0−1 27分 チアゴ・サンタナ(清水)
0−2 48分 カルリーニョス・ジュニオ(清水)
1−2 81分 ジョン・マリ(福岡)