明治安田生命J1リーグ第31節が2日に行われ、川崎フロンターレとFC東京が対戦した。
リーグ戦通算38試合目の開催となった“多摩川クラシコ”は、FC東京が最初のチャンスを迎える。14分、高萩洋次郎からボールを受けたアダイウトンが左サイドからクロスを供給。最後はジョアン・オマリがシュートを放つも、力なく相手GKチョン・ソンリョンの正面に。
一方の川崎Fは17分、飛び出してきた山根視来が右足でシュートを放つも、相手GK波多野豪にキャッチされ、ゴールならず。29分にも、マルシーニョが粘って残したボールをレアンドロ・ダミアンが落とし、最後は再び山根がシュートを打つも、ボールは枠外へ。
FC東京もその直後にチャンス。30分、オーバーラップで左サイドを駆け上がった長友佑都がクロスを供給。田川亨介がゴール前で合わせるも、上手くミートせず枠の外へ。33分にも高萩のアウトサイドパスを受けたアダイウトンが右足でシュートを放つも、わずかにクロスバーの上に外れた。
しかしながら前半アディショナルタイム1分。家長昭博が左サイドに展開し、マルシーニョがボールを受けるとオーバーラップで駆け上がってきた登里亨平にパス。登里がダイレクトでクロスを供給すると、最後はダミアンがヘッドで決め、川崎Fが先制。1点リードで試合を折り返す。
51分、FC東京はアダイウトンが力強いドリブルで自陣から1人でシュートまで持ち込むが、枠の左に外れた。57分にも、長友のクロスから高萩が飛び込み、ヘッドで合わせるも、シュートはクロスバーの上へ外れた。
川崎Fも69分、コーナーキックの流れから前線に残っていたジェジエウが頭で合わせるも、シュートはクロスバーの上へと外れた。
73分には再びFC東京にチャンス。アダイウトンがディエゴ・オリヴェイラの右サイドからのクロスを右足インサイドで合わせるも、わずかにゴールの左へ外れた。直後には、DFラインの裏のスペースに抜け出した途中出場の永井謙佑が相手GKチョン・ソンリョンをかわしてシュートを放つも、カバーに入ったジェジエウが気迫のクリアを見せ、FC東京は同点ならず。
後半アディショナルタイム7分には、途中出場の三田啓貴が直接フリーキックでゴールを狙うも壁に当たり、FC東京は同点ならず。
試合はこのまま終了し、川崎Fは6連勝。一方のFC東京は2連敗となった。
次節、川崎は24日にアウェーで清水と、FC東京は23日鹿島とホームで対戦する。
【スコア】
川崎フロンターレ 1―0 FC東京
【得点者】
1−0 45+1分 レアンドロ・ダミアン(川崎F)
【動画】L・ダミアンの先制弾&ジェジエウのスーパークリア
https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1444224762536935425
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