ワトフォードは3日、シスコ・ムニョス監督を解任した。同日にクラブ公式サイトで発表している。
現在41歳のシスコ氏は現役引退後に指導者へと転身。古巣ディナモ・トビリシ(ジョージア)での指揮を経て、2020年12月にワトフォードの監督に就任した。
2020−21シーズンは2部チャンピオンシップで27試合を指揮。18勝3分6敗の好成績を収め、1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。
今季のリーグ戦は、第7節終了時点で2勝1分4敗。カラバオ・カップ(リーグ杯)では2部ストークに敗れ、3回戦での敗退となっていた。
ワトフォードはクラブ公式サイトを通じて声明を掲載し、「取締役会は、チームの結束力が目に見えて向上するはずの時期に、最近のパフォーマンスがネガティブな傾向を強く示していると感じています」とシスコ氏の解任理由を説明している。
なお、後任は未定。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、昨季までサンプドリアを指揮し、2015−16シーズンにはレスターの奇跡の優勝を演出したクラウディオ・ラニエリ氏が有力な候補となっているようだ。