ワトフォードは4日、クラウディオ・ラニエリ監督を招へいしたと発表した。
ワトフォードは2020−21シーズン、2部チャンピオンシップで27試合を指揮し、18勝3分6敗の好成績を収め、1年でのプレミアリーグ復帰に導いたシスコ・ムニョス監督を解任。今シーズンのリーグ戦は、第7節終了時点で2勝1分4敗。カラバオ・カップ(リーグ杯)では2部ストークに敗れ、3回戦での敗退と不振に陥っていたワトフォードはラニエリ監督と2年契約を締結し、立て直しを任せた。
現在現在69歳のラニエリ監督はこれまで、チェルシーやユヴェントス、インテルなど国内外の十数クラブで指揮。2015−16シーズンにはFW岡崎慎司(現カルタヘナ)が所属していたレスターを率い、5000分の1のオッズがつけられたプレミアリーグ制覇という奇跡を成し遂げた。
ラニエリ監督は2019年10月にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ前監督の後任としてサンプドリアの監督に就任。サンプドリアではこれまで公式戦通算70試合の指揮をとり、25勝13分32敗の成績を収め昨夏に退団しフリーとなっていた。
アシスタントコーチのパオロ・ベネッティ氏、カルロ・コルナッキア氏、フィットネスコーチのカルロ・スピニョーリ氏を加えたチームラニエリは10月16日に行われるプレミアリーグ第8節リヴァプール戦が初戦となる。