フィオレンティーナが差別をしたファンを特定、生涯出入り禁止処分へ
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2021年10月06日 22:54 サッカーキング
フィオレンティーナが人種差別をしたファンを特定したようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
フィオレンティーナは3日、セリエA第7節でナポリと対戦。先制したもののイルビング・ロサノ、アミル・ラフマニに得点を許し逆転負けを喫した。
この試合でフィオレンティーナのサポーターがカリドゥ・クリバリなどに人種差別的な言葉を投げかけ、クリバリが発言者を探し言い返すなど騒然とした。試合後クリバリは自身のSNSを更新し、「僕たちは『クソ猿』と言われた。スポーツと何の関係もない人々だ。彼らは特定され、スタジアムから永久に追放されなければならない」と怒りを露わにしていた。
これを受けて、フィオレンティーナのゼネラルマネージャーが選手とクラブに謝罪。「受け入れられない」とコメントしていた。フィオレンティーナはこの人物の特定を急いでいたが同紙によると、クラブは警察当局と協力し特定を完了。今後永久に追放し観戦できなくする措置をとるようだ。
イタリアでは人種差別が横行しており、9月にはユヴェントスのファンからミランのマイク・メニャンが差別を受けたほか、ティエムエ・バカヨコなど多くの選手が声を上げている。
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