スペイン代表FWフェラン・トーレスが、UEFAネーションズリーグ決勝のフランス代表戦を前にコメントした。
スペイン代表は7日、ネーションズリーグ準決勝でイタリア代表と対戦し、フェラン・トーレスの2ゴールによって2−1と勝利。多くの負傷者を抱えながら、ルイス・エンリケ監督が抜擢したMFガビら若手の活躍もあり、フランス代表との決勝の舞台へとコマを進めた。チームの攻撃を牽引するF・トーレスは、決勝を前に意気込みを語った。
「僕にとって得点することはとても重要なことだ。なぜなら、僕は代表チームのカラーとバッジを守る立場なのだからね。それに、努力と改善を続けるための継続的な励みにもなっているんだ」
「僕らのほとんどにとって、これはA代表で初めて戦うファイナルだ。トロフィーを掲げるため、大きな誇りで満ちることになるだろうね」
また、“9番”タイプが不在のチームにおいて、イタリア戦では前線中央のポジションを任され結果を出したF・トーレス。自身がプレーするポジションについて、本音を交えながらも前向きな心境を口にした。
「チームで果たすことができる役割が多ければ多いほど良い。なぜなら大事なのはプレーすることだからね。僕は今でも自分自身のことをウインガーだと思っている。そこが、僕が最もクオリティーを発揮することのできる場所なんだ。だけどストライカーとしてプレーするのも気に入っているよ」