「ニコを返して」ワクチン接種の間に消えた人気者フクロウ、どこに

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2021年10月14日 14:06  朝日新聞デジタル

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写真カフェから消えたモリフクロウの「ニコ」。足には黒とオレンジ色のストラップをつけているという=野中友さん提供
カフェから消えたモリフクロウの「ニコ」。足には黒とオレンジ色のストラップをつけているという=野中友さん提供

 店の人気者「ニコ」が12日、こつぜんと姿を消した。東京都豊島区の飲食店で飼っていたモリフクロウの一羽だ。店主が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けるために店を離れた3時間弱の間の出来事だった。盗まれた可能性もあるといい、店主は「どうか戻してほしい」と訴える。


 ニコは体長30センチほどで、大きな黒目と茶色い羽が特徴。店にいる20羽の中でもひときわ人懐こい性格だった。


 飼い主は「パクチーバル8889」(豊島区高田3丁目)の野中友さん(48)。夜はパクチー料理店、昼はフクロウと触れ合えるカフェとして、2014年に雑居ビルの一角に店を開き、ひとりで切り盛りしてきた。


 野中さんによると、いなくなったのは12日の日中。午前10時45分ごろ、ワクチン接種の予約があり店を出た。このとき急いでいたため、店の鍵をかけ忘れたという。


 接種を終え、店に戻ったのは午後1時半ごろ。店内の椅子が不自然に動いていた。いつもは店の天井近くにいるはずのニコの姿がないことにすぐ気づいた。朝確認したときは20羽いたのに、何度数えても19羽しかいない。


 フクロウが外に出るには店の扉とビルの共用ドアの両方を開ける必要がある。勝手に逃げ出したとは考えにくいという。


 野中さんは店のツイッターに「返却」を求める投稿をした。「心配です」「無事に帰ってきますように」と励ましの返信が数多く寄せられている。


 残された中には、ニコにしか心を開かないフクロウもいる。「寂しがって体調を崩さないだろうか」。ニコの行方と同じように、野中さんは気をもんでいる。


 フクロウを飼うには専門知識が必要で、雑に扱えば命の危険につながる。ニコはウズラかヒヨコしか食べないなど、個体によって餌も異なり、寒い時期には体調も崩しやすくなるという。「私にとってフクロウは家族。人生になくてはならない存在で、心配でたまりません」。相談を受けた警視庁目白署がニコの行方を捜している。(大山稜)


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  • こう言うとこ行ってインスタばえ〜の流れ。乙。フクロウは森で暮らすのが一番
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  • 無事に帰ってくることを祈りましょう(*-ω人)
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