ニューカッスルのスティーヴ・ブルース監督は、17日のプレミアリーグ第8節トッテナム戦でも指揮をとる可能性が高まったようだ。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
先日、サウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インヴェストメント・ファンド(PIF)』が主導し、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツ&メディアからなるグループによって買収されたニューカッスル。新オーナーは改革の第一歩として、指揮官の交代を検討していることが明らかとなっている。
後任候補に元インテルのアントニオ・コンテ氏や元ボーンマスのエディ・ハウ氏、元チェルシーのフランク・ランパード氏らの名前が挙がるなか、ブルース監督はトッテナム戦前に解任されるだろうと伝えられてきた。しかし、新監督はなかなか決まらず、現在もブルース監督がトップチームの練習を指導している。
そんななか、ニューカッスルはメディアに向けて、現地時間15日午後に行われるトッテナム戦の前日会見にブルース監督が出席するという通知を出したという。このため、新体制の初陣となる同試合でもブルース監督が指揮をとるのではないかと『スカイスポーツ』などは推測している。
開幕から未勝利が続き、3分4敗で降格圏内の19位に沈むニューカッスル。退任は時間の問題という状況に変わりないなか、ブルース監督は初白星という置き土産をクラブに残すことができるだろうか。