アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが、今夏バルセロナに加入した経緯や思い、同代表FWリオネル・メッシの移籍について語った。14日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
今夏マンチェスター・Cを退団し、盟友のメッシを追ってバルセロナへ加入したアグエロ。しかしメッシは契約の問題もあって電撃的に退団を去ることになると、アグエロ自身もここまで負傷に苦しみ、いまだ新天地でプレーできていない。ようやく負傷が明け、17日のバレンシア戦でもデビューが期待されるアグエロは、改めてバルセロナに加入した際の心境、そしてメッシの退団時のエピソードについて語った。
「どの選手がバルセロナに加入したくないと思うんだい? 僕は、バルサが良い状態だろうと悪い状態だろうと、ほとんどのフットボーラーがこのシャツを着たいと感じると思うよ」
「僕はレオ(・メッシ)とプレーし、良いチームを作りたいという期待を持ってここにやってきたし、それがクラブのやろうとしていたことでもあった。彼らが僕を呼んでくれたときは、『給料はいくらだろうと関係ない。しっくりくるし、できる限りのことでチームを助けよう』と考えたんだ」
「(メッシの退団は)ショックな瞬間だったよ。彼も非常に落ち込んでいるようだった。そのことを知らされたときは信じられなかったね」
「その週の土曜日に彼の家へ会いに行ったんだ。僕の性格と、彼があまり元気じゃなさそうだったのもあって、僕は起こったことを彼から忘れさせようとしたんだ。ほとんど意気消沈しているような感じに見えたし、彼の気を逸らしたかった。彼に、僕のeスポーツのチームの話をしたりしていたよ。僕らがその時やっていたことの話なんかをね」
メッシと同じピッチに立つことは叶わなかったアグエロだが、まもなくデビューすると見られるバルセロナでどのようなプレーを見せるのだろうか。