パリ・サンジェルマンを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇について語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
PSGはこれまでCL制覇を目指して大型補強を敢行。2020年8月にはついに決勝戦まで上り詰めたもののバイエルンの前に屈し、昨シーズンは準決勝でマンチェスター・Cに敗れ散った。
今夏にはレアル・マドリードからスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、バルセロナからアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを獲得し話題になったほか、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマら多くの選手を獲得した。
ポチェッティーノ監督は今シーズンのCLについて言及。優勝候補について「ディフェンディングチャンピオンのチェルシーだ。彼らはチームを強化しおそらく我々よりもお金をかけている」と昨シーズンの欧州王者チェルシーを挙げた。
続けて、「私たちも候補の一角には入ってくるだろう」と語った同監督は、自チームのスタンスについて次のように語っている。
「チャンピオンズリーグ優勝は義務ではなく、夢でなければならない。選手は義務感からプレーするのではなく、自分が望むから、そして夢だからプレーするのだと思わなければならない」
「我々がお金を使いすぎだって? PSGは間違ったことをしていない。ヨーロッパの強豪チームの中でも、我々は今夏、最も少ない投資で選手を獲得したチームだ。誰が言っているのか知らないが、他のクラブの支出を見てみるといいよ。少しは驚くかもしれないね」